週刊少年チャンピオン2022年11号

◯『Gメン』映画化&『ナンバデッドエンド』ドラマ化の報。作品概要くらい載せてくれよって感じだが。ひさびさの小沢としおのコメントがうれしい。

◯吸死の複製カラー色紙販売、彩色担当の取り分はどれくらいなのだろうか。





浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/なんか大量にカップルできてるけどこんな世界観だったっけ。小ネタかと思わせておいて、隠し味にチョコ入れたカレーをスカート着用で食べさせるエンディングのり子、どこの正妻ヒロインだ。作中作で高木さんパロ絵出す作者らしい構成といえよう。

板垣恵介『バキ道』/渋川と本部が同等に並ぶ存在なんですね、もはや。

渡辺航弱虫ペダル』/まあこの作者ならそっちが勝つかあ。先輩キャラ越えさせる気ないでしょ。

板垣巴留『SANDA』/ヒョロガリ~~ンはおいて、チュー(≠キス)を迫るヒロインの男前っぷり。ロリ相手の恋愛は死罪か。命がけなんて軽々しく言えるのもガキだから、ということではある。

西修『魔入りました!入間くん』/そもそも本作における使い魔という概念、最初からよくわからないんですけど。

●灰谷音屋『Diego!!』/ネグレクト母親の元から成長して“神”へ、という点でザ・ワールド・イズ・マインのモンちゃん連想した私は間違っている。現在の陽ヒロインと過去の毒母との対比かな。

押切蓮介ジーニアース』/設定わからんままながめてるんだが、学ラン学帽というキャラ造形はちょっとおもしろい。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/星の王子さまネタのくすぐりが面白い、こんな絵でコピー多用すんなよ、サブタイトル募集ネタ続いてたとか知らんがな。

●宗我部としのり『ヤンキーJKクズハナちゃん』/復活?メガネヒロイン復活?メガネヒロイン復活?

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/ジェンダーロールやジェンダーバイアス等指摘される昨今にあって、よりアナクロな、服装によって性別が規定される&恋愛は異性間で成立する、という発想を自明の前提としてお笑いのネタに供する感覚が本気で気持ち悪い。あげく、その上で(”普通”の女と異なり)ごつい女なら女装男子に発情するという“ギャグ”描写、最低にもほどがある。

●実樹ぶきみ『SHY』/これは死亡フラグ…(よしなよ)。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/成長した同士の悔しさあふれる顔。主人公のおかげで精神的復活をとげた小田桐ちゃん、本日は正直すぎ。連続表情コマにまざる場違いな亜実先輩には笑うが、前提ふまえてるとつながり感じさせてね。他の面子が熱く見守る中で一人しゃがんでた永遠が、この瞬間に立ち上がり例の表情、というのはやっぱり大和戦を通して“天才”の領域の方へ行っちゃったともとれるわけだが、ラストページの強者たるエマの背景で同ポーズなのはまだ“コミカル”であるし、なにより隣の主人公がラストのコマで同ポーズ&笑顔を陽に転じさせている、読者にも同じくワクワクしながら読んで!と言ってきてるのだよな。

→ 一瞬の攻防の描写として、見開きでページいっぱい幅&枠線傾斜の横長コマ連続・ウニフラッシュのモノローグをコマの右端or左端に散らす・体重移動の描写とずらしたモノローグの内容・全体像から顔へのアップ、という構成の併用により読者の視線をたゆたわせ、時間の引き延ばしを効果的に読ませる。

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/力にも金にも頼らないキャラといえば確かに作品世界的に新機軸かもしれんが、正直どうなんだそれ。

●野上由愛『握力やば美』/読み切り。チャンピオンには花山薫ちゃんがいるからな。

●橋本くらら『ギャルの背後に霊がいる』/組体操が実際に死者まで出して問題視される風潮の中、やりました事故りましたでもファンタジー要素に助けられハッピーエンド!という展開はさすがに能天気すぎるだろ。

●あららぎ菜名『空想アロマ』/読み切り。オフィスもの。





◯ハチナイのコミカライズが休みでも、原作ゲーム情報は載るんだな。