越智善彦『ドロイどん』89

週刊アスキー No.942(2013 9/10増刊号)53ページ



  • 4、5コマ目。貼られたスクリーントーンと、描かれたベタとカケアミとで表現された「影」が好き。
  • サイレント漫画の静謐さ、の中での動と静、でありつつポージングからの漫符(というアクション)。

  • 14、15コマ目。静から動、というにはドタバタ過ぎるオノマトペ押し、「キヨキヨキヨキヨ」。しかも二回言う(?)んだな。
  • 漫符も汗の表現はもちろん、気づきをあらわすそれも上の引用とは異なりコミカルなわけです。影から光へ、謎の場所からドタバタ舞台へ。