ビーム感想

コミックビーム2011年4月号
●裏表紙広告がライアーソフト。ん?10作品で原画クレジット10人、てことは、作品ごとに原画家変えてるってこと?(調べないけど。)


  • タイム涼介『-I.C.U-』/新連載。出だしはオカルト、だけどまだまだどう転がるか。主人公たちも(これまでと違い、)“青春”をやれる年齢ではないかな。霊の描写は、なんだかアクション系。/そして『アベックパンチ』映画化正式発表!アンド全話単行本化告知!いやあ、よかったよかった。
  • ヤマザキマリテルマエ・ロマエ』/金は装飾品、てのは確かに。今回は現代日本側にもフィードバックか。“ローマ風”と当ローマの彫刻の違いは、やっぱし実例に基づいているのだろうか。/そして『テルマエ』も実写映画化告知が。うーん、不安かも。/あとナタリーの映画化告知記事、アベックとテルマエでコメント数差ありすぎ!しょぼん。
  • 上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/ひゃっほう、長崎ライチ尾玉なみえはウエケンのお墨付きかもしれん違うかもしれん!あ、○休ひなまつり後編ね前号に続き。/ふうらい姉妹少年エスパーねじめテルマエ・ロマエにビアティチュードにハチミツとクローバー!/ふうらい姉妹のネタは、実際に本編で出てきてもおかしくないノリ。しお休(笑)。/で、笑い転げたのが「ミズアメとクレバー」。たまらん。「解脱する日はきっとくる」というモノローグも、本編のはぐちゃんが“神を見た人”であること考えれば、ネタの一言では片付けられないかもよ!
  • 新井英樹『SCATTER』/いろいろと最悪だ。羽鳥の表情がいちいちもう。
  • 三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』/決着か。最後、そこに賭ける、てのに大いにシビれた私は、つまり馬鹿漫画好きなんだろうなと!
  • 唐沢なをき『まんが極道』/前回の頭山先生登場回は、「いや、そうじゃなくて」という例の実体験ネタだったわけですが…。いやーまさかねー…。
  • 須藤真澄『庭先案内』/友情エンドが好きでもいいじゃないか!ラス前ページの下段、一般客を菓子かなんかで買収してんのな。いいわー(笑)。
  • 武内優樹・おおひなたごう魔法少女トメ』/ミステリー仕立て。おもしろかったけど、本当血も涙もないよなあ。(描いてはあるけどね!)
  • 鮪オーケストラ『マグロ交響曲』/すごいんだけど無意味、そこがすごい。あと最後の柱文がオチ持ってくのはずるいよ!
  • 河井克夫・市川ラク『趣味の店ヨーロッパ』/あれか、天になんたら、地になんとか、というやつか、何が。/そういや同じく河井克夫原作の『わたしたちの好きなもの』(安永知澄)でも、食ってましたっけ。真逆のもので、真逆の結末、というわけですが。
  • 金平守人『がけっプチ漫金日記』/1ページ目の柱が的確過ぎる。/『エロ漫の星』おもしろいよ本当!というわけで冒頭見て思い出したけど、アワーズに載ってるヤンコミ広告って心臓悪いと思うのよね…特に『清清と』全サ目的で谷川史子の表紙絵号なんてきた日にゃあ…まあ来月ヤンコミ単行本購入予定なんですけど炭山文平。/そのボツネームは即売会で売ればいいんじゃないかな!ダメ?

●次号より朝倉世界一新連載。予告絵、よいな。Miiぽくもある。
●そしてうかうかしてる間に、ビームで発表されてきた鈴木健也の短編が単行本化されてすでに発売されました!タイトルなんだっけ、記憶にある収録作から察するに、『ジゼルの味が淑女というより痴女だなんて思ってないんだ』とかなんとか
寒くなると肩を寄せて (ビームコミックス)あ、全然違った。そうだ、肖像!あったあった、エロエロ。というか、あらためて思い出すにエロいよコレエロいよ。買わないと。鮪オーケストラも負けんな!(えー)