週刊少年チャンピオン2022年18号

◯3号連動グラビアによるオンラインサイン会抽選、やはりそれだけ売り上げ見込める企画なのだろうか。





渡辺航弱虫ペダル』/漫勉で浦沢直樹にほめられてた加速時の衝撃波、いっぱい使ってんなあ。エリートという単語と個人主義はちょっと意味ずれる気もするが。

●濱田賢治『Gran Familia』/1話目が人間苦しめるモンスターぶっ殺しで、2話目がモンスター苦しめる人間を痛い目に。そういう基準ですか。

板垣巴留『SANDA』/こういう感想もなんだが、男性作家にはなかなか描けないキスシーン(の少女像)だと感じる。大人はつらいよ柳生田。キス&カップルの耳に銃声&口内の銃弾って、バキの花山VSスペックへのオマージュ?とちょっと思ってみたり。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/エイプリルフール回。ラブコメじゃんよ。3回出てくる同じ俯瞰構図の教室を、わざわざいちいち描くあたりが作家性。


押切蓮介ジーニアース』/よその星(地球)を舞台にした宇宙人のケンカ…まあ。

●宗我部としのり『ヤンキーJKクズハナちゃん』/餌付けオチの隣ページに異世界シェフ単行本広告。

●灰谷音屋『Diego!!』/オノマトペ漫符としての効果はもちろん、位置どりによって視線誘導や間を読ませる効果もはたしてるのが構成の上手さ。冒頭のカトー単独突入とラストの強豪の大波は対比の迫力だな。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/扉絵は柔道着姿の犬威先生。そういえば犬威先生の組み手シーンはまだ描かれたことないような。メンバー選抜はそういう割り切りか。最大の目標に向けて、半年以上前から各々の鍛練を。限られた時間というテーマが通底しているからこその熱気でもある。すっかりオチ扱いのキャラだが、この作品ならちょっとは見せ場も与えてくれると思うぞ。

●実樹ぶきみ『SHY』/巨大子宮型オブジェ…。しばらく読まない内に、アクションシーンではアメコミっぽい構成も取り入れるようになったんだな。

●橋本くらら『ギャルの背後に霊がいる』/一つも読んだことない読者からしても、この手の回想フラッシュバックはやはり効果的。

石黒正数木曜日のフルット』/いやー、開戦しちゃうか。





◯表4広告はヘリ型ドローン。