週刊少年チャンピオン2022年15号

◯巻頭カラーで刃牙ジャイアンツのコラボ企画イラスト。巨人&モデルが元巨人軍のマウント斗羽じゃないんだ、そりゃそうだ。ちなみに元プロ野球選手という設定のキャラがちゃんと登場する格闘マンガといえば、ツマヌダ格闘街だね!



板垣恵介『バキ道』/そっちが勝つんかい。武蔵編から引き続き、結局刃物が強いって話では。そんで1ヶ月休載かー。

●矢村いち『声が出せない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』/浦安の教室描写はやっぱり上手いんだな(他山の石)。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/“TV”アニメ化決定センターカラー。アニメ化と聞いて、メジャーセカンドのスタッフと放送枠でやらないかな~、なんて楽観してたがそういうハードルもあるか。カラー絵、浴衣からのぞく足がちゃんと太ましい。
/昨年の金鷲旗編後には海で青西で水着回であったが、今年はプールで立学で水着回。続ける者と退く者。南雲入部回のサブタイトルが「よりみち」だったのを思うと、今回のそれが「分かれ道」である点がよりしみ入る。あとエマと小田桐ちゃんの色気ない、もとい健康的な見開きに対して、もう一方の見開きにおける水着直すしぐさのフェチ感。つい先日出た単行本最新刊のラストも犬威先生のバトルジャンキー感あふれる面構えだったが、そうして柔道を続けてきた者の言葉の重みとそんな後輩に教えを乞える夏目先生、二人ともよい先達だ。というか特定の相手へのデレデレぶりという点でも、氷浦と犬威先生の性格あわせてんのかしら。

モンキー・パンチ/エム・ピー・ワークス、内々けやき、佐伯庸介、白狼『ルパン三世 異世界の姫君』/異世界ものメソッド…というには既存品を手作りしただけだが。その手のノルマはこれで達成みたいなことかな。

西修『魔入りました!入間くん』/エッチしたいつってるこの鳥、ずっと下半身丸出しなんだけど。まあ主人公もチンコついてない気するけど。そこの意識とも通じるけどこれ、“モテたい”という男の欲望を描いている体で、女から承認されることを喜びとする男を描きたい女性作者の欲望、って感じすんのよ。 主人公とヒロインのエピソード時も、主人公側はヒロインの願望充足装置としてしか機能しなかったりするし。 この種族描写にしたって、オス側はまんま鳥(ケモノ)&「蛮族」代表な一方でメス側は母性でお顔にクチバシなんぞなく赤い唇で乳房つきという。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/僕ヤバパロかよ。チャイルド・プレイまぜてくるのはタイトルかけてんのかしら。お菓子と(小学校)図書室のディティール描写が流石&のり子の悲しい顔つらい…。

板垣巴留『SANDA』/キラキラ目使うタイミングどうなのよ。赤い服は血の色、みたいな展開きたりすんのか。

●灰谷音屋『Diego!!』/ニンジャ。なんだかんだでノリのいいジャパニーズまざると安堵感出るな。強者達のスイッチの入り方、いいね。

押切蓮介ジーニアース』/なかやまきんに君フリー化ネタ…か?

●Akatsuki、星野倖一郎『八月のシンデレラナインS』/次回よりマンガクロスで連載。数回しか読んでないが、動き全然描けてなかったしなあ。ゲーム情報ページもFILE END表記。なお本号の表4広告もハチナイ。

石黒正数木曜日のフルット』/A地区シリーズ、続いてたんかい。荒廃し過ぎだがSF展開まざるのかな。



◯次号より、藤田勇利亜によるコミカライズ版『ゆうえんち』連載開始。月イチ掲載。