水上悟志スピリットサークル』4巻と島田虎之介『九月十月』を立て続けに読んだら、なんだかクラクラしてしまったよ。
ワールドワイドとはミニマムとは、ライトとはディープとは、その文脈も入れ替わりつつ。連載とは描き下ろしとは。それら込みで両作ともがっしりマンガという媒体と組み合って使いこなして活かしまくって、その表現でしか語りえぬ物語を見せてくれている。よいよ、もうちょい浸るよ、浸かれるサイズと深みがあるよ。
スピリットサークル  4巻 (ヤングキング・コミックス) 九月十月 (IKKI COMIX)