週刊少年チャンピオン2013年36+37号

  • チャンピオンの表紙は、わりとマンガ作品とグラビアアイドルが拮抗(?)しがちですね。



渡辺航弱虫ペダル』/このモーソーの図が、自分はサポートに回るって光景なのが、自転車競技者・チームメンバーとしての意識を感じさせてグッとくる。しかし2対1は厳しい。弟の出番?
●瀬口忍『囚人リク』/ダチだからこその、タイマンという形での吐露であり。
増田英二『実は私は』/センターカラー。校長ーー!!白神さんとニセ黒峰の対峙する戦慄の絵づらとセリフのしょぼさの落差がさすがだ。委員長は恋心自覚して逆に割り切れたのかな。しかしラブコメのお約束とはいえ、関係進まんなぁ。(前作がきっちり関係進める話運びだっただけに。)
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/先週のあまねと比べると、やっぱりギャグとコメディって別物だよな、て感じがひしひしと。
夢枕獏野部優美『真・餓狼伝』/それもまた「武」であるからのう。世界観としてはどう折り合いつけるんでしょう。
●重本ハジメ『雨天決行』/妖怪軍団大暴れ。画力がすごいってわけじゃないんだけれど、見せ方で読者楽しませるべく、いちいち構図と描写に工夫とこだわり感じさせるのが実にいい。
小沢としお『777』/闇の人格には闇が見抜ける、みたいなことかしら。
安部真弘侵略!イカ娘』/この抑制された作風がおっさんのズレっぷり際立たせてますなあ。じわじわくる。
藤近小梅『ペーパーブレイバー』/こちらも作風が、急展開&イカレっぷりを際立たせている感。しかし勝てる気がしない…。
●MIR『NOIRX2/』読み切り。悪対悪のバトルアクション。エンターテイナーの美意識としては、いい方向性では。雰囲気と場面場面はわりと好み。
佐藤タカヒロ『バチバチBURST』/根性ですがりついてみせたが、さて。
丸山哲弘『3LDKの花子さん』/見よ!神殺しがいかなるものか!なんか『かみさま日和』最終回だぶらせちゃったり。
木々津克久名探偵マーニー』/これ、なんであの辺の業界におけるイラストレーターは名前公開しないんだ、て異議申し立てじゃね?そうね、“嫁”に力もらうってことはあるでしょうね。
阿部共実『死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々』/出張掲載、て途中までかよ。作中時間がえらくゆったりだな、と思ったけど途中までだしな。/あと実際打ってみたら、別に鬱タイトルってわけでもないよなコレ。