さて。ところで。
『ちはやふる』16巻の表紙絵を初めて見たとき、私は違和感を覚えました。
理由は、それ以前に『ちはやふる』掲載誌、「BE・LOVE」6号で見ていた広告(※一部分)。
絵が違うよ!いやまあ、単に表紙デザインの過程の一つなんでしょうけど。
というわけで、「BE・LOVE」7号の『ちはやふる』カラー扉絵(※一部分)はこんなの。
そう、これが元の絵、なのでした。
作者・末次由紀氏いわく、「なんか土管の中にいる感じの絵が描きたくて」とのこと。(http://togetter.com/li/273185)
で、角度の変更、別に描かれたクイーンと合成をしたら、一部では「さんまのパーデンネン?」とか言われる絵になってしまったわけですね。
各画像から、千早の顔だけ抜き出したら、こんな感じに。
「千早が変なポーズ」の決定稿も、単行本の内容見終わった後では、なかなかに涙腺くすぐる“内容”ではないかと。
こぶしを握った絵だった、というのもちょっぴり衝撃でした。
でもやっぱり読者には、根底のそっちベクトルが重要なんだよ!闘うんだ!!
5巻表紙も、元の絵では右側に千早も描かれてたような。(記憶違いかも)
こういう、「キャラを別に描いて、デザインで組み合わせる」というパターンは結構多いのかな?ちょっとわかりませんが、自分の知ってる範囲ではあまり見ないです。
とりあえず手元の本で確認できるのだと『みつどもえ』単行本カバーはその手法のようですね。
7巻表紙。
のちに出た、アニメイト限定特典・10巻カバーの表紙見返し。
むふぅ。
そういえば『ちはやふる』と『みつどもえ』、どちらもひらがな5文字ずつですね。
言うなれば、『へうげもの』や「どおくまん」もすごいよね。
・・・おわりだよ!