あけまして


アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」にて名曲「HOME, SWEET FRIENDSHIP」使用イベント開催おめでとう!

【アイドルマスター ミリオンライブ!】「HOME, SWEET FRIENDSHIP」「ジレるハートに火をつけて」試聴動画
個人的にはミリマス中で一番好きな歌だし“テーマ”を感じるしアニマスから入った身としては天海春香と新しい仲間達の歌がこれというのがたまらんし「プリパラ」最終盤を彩る「組曲フォーエバー☆フレンズ」と作詞家が同じという点でまた私にとって物語である。

 
曲選択でのアイコンやイベント報酬カードのスキル名でもグッとこさせやがって、なのだ。





というわけで、あけましておめでとうございます。今年もぼちぼちやっていきますよ。
見てくれてる人ありがとうね。





そして、765プロLIVEでついにオリメンの「合言葉はスタートアップ!」が歌われたそうで、嗚呼。これもいい曲なんだよなあ、ミリオンライブメンバーがそれ歌ったLIVEも当時見てグッときたけど、むしろ落涙してたけど、そのLIVEもニコ生で放送されたばかりでまた見て再来でグッときてたらすぐ本メンバーで歌われるという、やられるよなあ。

【アイドルマスター ミリオンライブ!】「合言葉はスタートアップ!」「Growing Storm」試聴動画
nico.ms
あと、NHKBSのアニメロサマーライブ2017DAY2再放送をやっぱりアイマスミリオンライブ目当てで見たのですが、最後の全出演者勢揃い曲のミリオンライブパートで村川梨衣さんが演じるアイドルにあわせてカメラ撮影ポーズとってるの流石だなあ、と思いました。でもよく見たら単に口元ダブルピースに移行する途中にも感じられました。ここは前者ということにしておこう。

 

コミックビーム2018年1月号

  • 3号連続実写表紙。



●片桐健滋・梅本竜矢・羽生生純『ルームロンダリング』/新連載、映画コミカライズ。霊が見える女性主人公にして、占有屋の別形態みたいなものか。巻末コメントで「初コミカライズ」と述べているのは、これまでの“原作もの”と異なり忠実な漫画化ということだろうか。題材的に『アワヤケ』でプレゼンしたのかね。

イシデ電『猫恋人』/新連載。タイトルどおり、猫を模倣する恋人。うむ、猫好きじゃないのでそこまで仮託できる脈絡が正直わからん。

新井英樹『KISS 狂人、空を飛ぶ』/衝撃の展開だが、この為の世界観だったってことよな。この作家の筆力でいかに“戦争”が描かれてゆくか。

おおひなたごう目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/すごい求婚ギャグ、と思ったら実話ネタだそうで。


→初期の光景のリフレインということで、やっぱり完結に向かって進んでるっぽい。

●伊図透『銃座のウルナ』/サブタイトルと巻末コメントに笑う。しかし、ここまでいちゃラブされると崩壊近そうだよなあ。最後のページの隣も『フリージア』新装版広告だし(それは関係ない)。

三宅乱丈イムリ』/ラルドの信じていた、まやかしに思われた希望が、敵に利するだけとも思われた行為が、彼の望みを断ち切った者によって再び、真の希望として体現される。胸にせまる場面だ。ガラナダもいいキャラに育ったよな、当初ちょい役の予定だったというのが信じられん。情報&心理戦の描写は、『ペット』のそれを思わせる。抗体がカギかねえ、やはり。

●谷口菜津子『サセコちゃん愛をさがす』/読み切り。因果応報、なのかしら。

カネコアツシ『デスコ』/偽者が代わりに消え、そしてこれは新たな偽者?次回最終回。

●conix『青高チア部はかわいくない!』/ブラバン顧問、こういう突き放ししたがる嫌味教師いるよね…。折り鶴苦行のリアリティも、籠落の戦術としてある“かわいいは正義”も、欲も業もある女子キャラ前提のエピソードの立ち方ながら、なればこそ部活モノとして立つという。

山川直人『小さな喫茶店』/すわ食マンガ、いやさ掲載月にあわせて同人誌ネタ(資料系)、たぶん。以前に百名哲作品の感想でも触れたが、ナポリタンというガジェットだか表象だかの占める独特のおはなし上の地位ってあるよね。名古屋喫茶といえば鉄板ナポリタン。

山田参助あれよ星屑』/狂気の酒宴。しかしそれがこの男にとっての意地であり。死を負って死の淵へ行くことが宿命と思えてしまうほどの、戦争の中にいた者、帰れなかった者、その物語の形。次回最終回。

●オカヤイヅミ『ものするひと』/普通に業界モノになるのか、これ(今更)。

田中貢太郎近藤ようこ『蟇の血』/ひいぃ。エロゲ的退廃とはまた別の、とか書いたらなんのこっちゃでしょうが、恐怖の形としての絵力のすごみがな。次回最終回。

須藤真澄『どこか遠くの話をしよう』/最終回。帰ってきた、戻ってきた。なんというか、作者従来のファンタジー要素の部分で走りまくった筆致を、ラストであえて土着的なところへ落ち着けた、とも読めるのよね。口幅ったく言えば日常への回帰的な、しかしそこまでに出会いも空想も悲劇も描かれて、その世界に一貫して「思い」がある。そういう物語だ。扉絵の愛しい人物の姿も、最後に浮かぶ空想の光景も、等価にあって息づいている優しい世界。いい作品でした、お疲れ様でした。




  • インタビューは唐沢なをき。北海道出身マンガ家なんだよな、この人も。
  • コマンタレビーマー、いい話だ。
  • 市橋俊介コラム、いい話だ。
  • 奥村編集総長コラム、気になるぞおい。

週刊少年チャンピオン2018年4+5号

  • 表2広告が弱ペダアニメ4期なんだけど、どこまでやるのかね。
  • 読者プレゼントの桜井のりお色紙、ぱっと見みつどもえコラボかと思った。



板垣巴留BEASTARS』/巻頭カラー。『このマンガがすごい!2018』2位おめでとうございます。1位が宮谷一彦の旧作、2位がポーの一族続編という状況で3位につけた『このマンガを読め!2018』の方が実質1位と言えるんじゃね?とも思うが。ダメか。/修行は精神訓練から。殴り込み行く前に手下の目の前で女抱いてみせて抜くなと命じる、みたいな(羽生生純『青』より)。以前も触れたが、レゴシが暴力をふるう≒肉食獣として振る舞う際には、草食獣の存在が動機にあるという自己矛盾・苦悩がキャラクターの魅力でもあるわけで、どういう突破に至るのか。後半はピナとの会話だけども、ここで敵意抱けるっていうのは相手を対等な存在として見てるからこそだよな。欧米でヤギが好色の象徴とされるのにかけてるのかな、このキャラ。

桜井のりお『ロロッロ!』/これもモテ男にはヤバいおっかけ付いてるのか。て、オチは百合なの?

板垣恵介刃牙道』/個人的には以前から、親子喧嘩というとりあえずの最終戦の前に刃牙の戦った相手が千春だった点を、“おはなし”の面から大変面白いと思っておりまして。でまあしかし、ここで宣言されてるのはその上の超技術やりますよ、て内容なんだよな。本シリーズで同じく一瞬おはなし文脈に回帰させた本部も、「俺にはないもの」として語ってるわけだし。

渡辺航弱虫ペダル』/これまで観客の存在ってほぼ蚊帳の外だったわけだし、それにすがれるある種の凡人性を才能という形で描写しておこう、てことかしらん。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/春巻のスラップスティック通常営業ながら一応これ、心温まる幻視オチなんだろうか。ヤニーズのホワイトクリスマス@べーやん的な。二度階段落ちたのに画太郎オチは回避されたわけだし。

●中村勇志『六道の悪女たち』/術が解けてもあらためて恋した雷乃同様、乱奈にも心変わりの可能性が残されていると。しかしドラマツルギー的に委員長が蚊帳の外の立場というのもなんつうか。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/1ページ目のデッサン狂った静物三連発とオチの地獄ぶり(そのままの意味)でひさびさに破壊力(字面どおりの意味)を感じる。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/最近の回またぐ展開はキャラ人気でもたせる感露骨やな。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/激情と諦観の同居する様がねえ。王虎との取り組み終えてもまだ場所は続くんだよな、しかし。

●瀬口忍『囚人リク』/雨に濡れるてのは落胆のわかりやすい表象だが、水洗便器にはまるというこの絵面はまた強い。情けない、けれども。はだしのゲンでも「ダイナマイト」と書かれた紙筒かかげて賭場荒らししてたか。

伊藤達也『星の騎士』/読み切り。ヒーローになって戦う。漂うユーモアの大らかさはまあ好み。作者の好きな漫画の一つにスピリットサークルあげられてるけど、あの話法と文法、作者の才能と技術をいかに語るべきか、というのはまた悩ましくてなあ。影響は感じるけど。

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/一様に関係者だからというのはあるけど、テレビの、野球の神通力が健在の世界なんだよな、とあらためて。

→この、すでにおばさんなヒロインズのうかれっぷりとテレビに映る主人公という対比の図とか、様式美としてなんかもう。

西修『魔入りました!入間くん』/クラスメイトが素性隠して人気アイドル、なあ。多くの人を集め興奮させてストレス発散、という役割解説の雑っぷりに、作者がアイドルへの関心全然ないのがあらわれてる気がする。ヒマワリとかも、ファンの存在についてはどう描くつもりなのかというのは。

荒達哉『ハリガネサービス』/小者臭しかしねえなコイツ、とあっさり背景説明。これまでの芸風からしたらねっとり描かれそうな大ネタなのにわずか8ページとは、と毎回トラウマパート笑いながら読んでる私が言うのもなんだが。後から実は親父もバレーも好きでした、とかやるのか。あと、チアリーディングでやってるこれはまさかオリジナルソングなの?ブラバンとチア、双方に強いることになる労力を考えた上で応援描写描かれるスポーツ漫画なんてまずないかもしらんけどさ。

小沢としお『Gメン』/執行猶予中、てやなリアリティだな。

●伊科田海『GREAT OLD ~ドラゴンの創り方~』/今回より副題追加。ヒロインの聖痕が胸元なのはサービスか。以前のは孵化で、今度は生成に動くと。

森田将文『出陣★昆虫武将チョウソカベ!』/立ってる者は人でも使え、いやさ信頼だな。表情のコマ入れるタイミングとか上手いんだよね、やっぱり。




  • 巻末コメント、板垣巴留は深いな。ニャロメロンのプリパラはまってる報告は、バンドリギャグ翻案作家の言ということで。

ハルタ 2017-NOVEMBER volume 49

※先月号です。


  • 裏表紙新連載は大上明久利『Auto Smith』。クラシックカーのイラスト集。ちゃんと“マンガ”だった前連載に比べると、面白さには欠ける。

のらずにいられないっ!



久慈光久『剣闘奴隷アキレイア』/読み切り。古代ローマのコロシアムで女奴隷同士がズッパズパ。風呂からタイムスリップできたらいいのに。

樫木祐人ハクメイとミコチ』/右のページでバードさんぶっ倒れたのに続き、この伏せポーズからの導入もなんだが。家に招いた飄々キャラがチラチラ感情のぞかせるお泊まり回。ふれあいだね。不安要素の闖入による雷のエフェクト化はおもしろいギャグ。不安と共に雷雲も去り、満月と安堵。

●namo『ここだけの話』/読み切り。クーデレ一発ネタともいえるんだが、既刊の多さだけあって構成による読ませ方はさすがに手練れ。こういう技術を読みたいんだよね、私は。

●福田星良『あねおもい』/新連載。

●設楽清人『忍ぶな!チヨちゃん』/愛という感情に目覚めたがゆえの不具合と。結局知人にはだだ漏れのデレデレぶりなのよな。

大武政夫ヒナまつり』/脱毛に繊維の汚れ落としって、ほとんど分子レベルじゃねえのか。深く考えたら負けだが。

●大上明久利『Killer Queen』/読み切り前編。1930年代アメリカでこのキャラ、つまり西部警察ですねわかります。

九井諒子ダンジョン飯』/地下通路の雪景色。生ける絵画の伏線の方は、ワープ術が絵を通してのものであることとも関わるのかな。魔術についてはライオスばりに熱くなるマルシル、とセンシはそこで(やな)表情のぞかせるのね。彼は冷静かつ創作派なオタクだし。(そうか?)/冬コミ前に二次創作へと釘さすモンスターが登場、嘘。伝承的には狸や狐の類いとも思えるが、クリーナーも性質解説と共に登場したしこの能力にも説明つくんだろうか。セルフパロディでもありつつ、互いの認識の差=画風の差という表現はおもしろいギャグ。また「修正されていく」の言葉通り、話進むと細かい部分がちょっと変わってるんだよな。チルチャックの耳とか。

●真冬麻里『メガリスは最果ての人』/読み切り。巨大女。信仰だわな、まあ。

●冨明仁『ストラヴァガンツァ~異彩の姫~外伝』/はだしのゲンの、さらわれた赤ん坊が戦傷者の家たらい回しにされていた話がダブる。戦と幼い命の対比という定型ではあるのか。

●山本和音『星明かりグラフィクス』/今さらバカかこいつ、なら最初から勝つ気で挑めよ。人物の承認欲求の内実が回ごとにブレブレで、話を都合よく回す道具になり下がってんだよなー。

近藤聡乃『A子さんの恋人』/会話・通信のマンガ化が見事な本作だが、今回はLINEが登場。キャラと吹き出しという図示で、話進むと(その言葉を入力した時の)表情の理由が判明したり、浮かぶ吹き出しに対して目線を下にスマホ見つめるすごみある顔が配置されたり。盗み聞きする会話とそれのもたらす心情、という今回の展開に、ツールの絵としての親和性はあるやも。
/全体的に顔の絵が効果的&印象的な今回。場面転換に顔、人物の状況の接続に顔→全身像並列→もう一人の顔、ヒロ君の純朴さに驚愕する女二人の珍しくギャグ調ショック顔(クライマックス)といった具合。/そしてラスト2ページ。まず左ページで、ゆうこの内心を正面顔で指摘するヒロ君のセリフとそれに相対する彼女の後頭部というコマが続く。ラストのコマで左方向に席を立つゆうこ、コマ内に残る(左向きの)ゆうこ後頭部。ここに至って表情を見せないという構成。

→めくってラストページ。一段目の1コマ目に珍しい顔つきのゆうこ。2コマ目に、右から続くゆうこの吹き出し、ゆうこを見つめるえいこの表情(とヒロ君の雑音)。下部は大ゴマで、彼女達のシリアスな表情に対置するかのような街中、その中に小さくいるゆうこ・えいこ・ヒロ。浮かぶ吹き出しは、ゆうこにその表情(感情)を起こさせた、あいことけいこの会話である。言葉と表情によるセンチな展開。/あと、けいこの伏線はこだわりの作家性という感じ。

山本ルンルン『サーカスの娘オルガ』/嗚呼。何がつらいって、ここでの上流階級の子たちにも悪意は全然ないんだよなあ。その純真さなればこそ、摂理と映るわけで。/冒頭の“川で遊ぶ西洋人”みたいな場面が、おはなしとしての現風景突いてくる感ある。海で見かけたユーリィ追って別世界へという流れも、その要素とロングショットのコマ相まってどことなく幻想的。片眉によって表現される表情の造形の面白さ。

森薫乙嫁語り』/いずれスミスは、期せずして戦地から脱出できた立場として描かれるのかね。決闘の文化知ってるのなら復讐もそう遠くはない気がする。

●サワミソノ『丁寧に恋して』/いわば話してるだけ、なのだが面白い。互いに背景のぞかせる生身の言葉による、少年と少女の対話。そりゃのぞく感情も切実というもんだ。名前の漢字についての会話ということで、以前掲載された読み切りの感想にて、主人公二人の名前がタイトルである点に私がこだわったのは正しかった、多分。/自分から相手に触れた時は無自覚で平静なのに、相手から触れられるときっちり赤面反応の丁が印象的なシメである。で、その点も“お互いに”なのか、男女共にその心境なのか、というと最後のページは永松の表情見せないように構成されてるのよね。彼の方の心情は読者に委ねられると。まあ俺が思うに、永松君は狙ってやったんじゃなく自然に手が出たらラッキーどきどき、みたいなもんだと思うよ(どこ目線だ)。

中村哲也『キツネと熊の王冠』/たまたま面白い味、とそういうのも出せるのが店を持ってる強み、プラスアルファだよな。定番はきちんと備えた上で、なのだし。

●比嘉史果『真昼の百鬼夜行』/はいはい、ホモシチュエーションにすりゃネタで済むってね。

●高江洲弥『ひつじがいっぴき』/タイマンはったら(ゴア要素負いつつお膳立てしてくれたロリヒロインの方と)ダチ!不良少年とお嬢様、夢の中で会う男と女、少女を救うべく怪物を倒す少年、といった各要素は確かにロマンチックかも、というかそれ成立させる為の手練手管な物語なんだよな。ベタを通すのも難しい時代、というよりはフェチを込める技術なのかもしれんが。

●渡邉紗代『B/W』/最終回。

●浅井海奈『マカフシギランド』/読み切り。独特な絵柄の作家だとは思っていたが、本作ではバンドデシネ的な作風が炸裂しており、そこがルーツだったのか、と。面白く読めるんだけども、そっちの作品の影響下な組み立てであることも見てとれるんだよな。上手く伸ばして欲しい個性である。

●黒川裕美『春立つ姉』/読み切り。文盲の早とちりは困るね(おい)。マリモ飼うというと幕張サボテンキャンパスのネタが頭かすめてなあ。

●木村みなみ『舞ちゃんのカメレオン』/読み切り。戻れない、から偽りの元通りへ。前号の方の読み切りでウェット全振りな感想ノリノリで書いてたら、今回はすごくドライなホラー見せられちゃったというね、トホホ。しかしながらこれ、内面描く力量ある作家があえてその排除を描いたら、という作風でもあるわけで。あすなひろしにも原作付きながら『呪啼夢』という連作ございましてな。
呪啼夢 (Gekiga Etoile)

●長蔵ヒロコ『ルドルフ・ターキー』/最終回。普通のマンガを普通のクオリティでやりきった、という印象どまりだが、この誌面にあってはそれで十分貴重だからね。お疲れ様でした。


  • 次号より福島聡新連載!(もう出てる。)

週刊少年チャンピオン2018年2+3号

  • 表紙でサンタ水着グラドル三人押し。人数的にもコスプレ的にも珍しい印象。



浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/で、↑のグラビアから巻頭カラー見開きはサンタコスのガキ共という。サブタイトル「赤Hell黒Hell」でなぜか「白金・白銀」「HEAVEN AND HELL」を連想したからくりサーカス。教室での会話場面からの、帰宅描写への転換が好き。

→空から、歩く姿&道&風への寄りを枠線はみ出した人物で接続。さらにクリスマス期の住宅街描写されたコマがポンポン続く。でも展開上行くのは空き地、とこの辺はリアリティとの相克。

板垣恵介刃牙道』/初見の技でないと食らわせられないと。正味近年の作風はディティールそのものより、背景による物語化だしなあ。

渡辺航弱虫ペダル』/スラダンのフクちゃんの「もっとほめてくれ(フルフル)」がダブる。しばらく気にしてなかったが、単行本広告によると1700万部突破。

板垣巴留BEASTARS』/スラダンの桜木の坊主化がダブる。通いになるのか、修行編だな。医大というか、医療技術はどの辺まですすんでるんだろう。特に義肢や性転換方面。

桜井のりお『ロロッロ!』/友情だ、てスピーディーにひでえオチ。

●中村勇志『六道の悪女たち』/貴方が信じる私を信じる、とこういう決着になるか。椰子谷さんと童子でWORSTの天地を役割分担してる感、というかボンテージに学ラン羽織るってどうなの。風乃は術とけてそうな気もするが。

平川哲弘『ヒマワリ』/言っておくが、アイドルタイムプリパラのエンディングも似たようなもんだぞ(好き)。作中歌も作者が考えるんだよな。いずれ歌詞の読者公募とかやったりして。主人公の動機はよくわからんというか、かつて柔道で闘った相手追って野球始めるようなもん?

●田中歩『ブンキテン』/読み切り。筋書きはBTTF的なベタさながら、構成の愚直さというか、手元で制御しつつ熱込めてるあたり好印象。好きなマンガに女神の鬼ねじまきカギューあげてるのは正直だよなあ。

●瀬口忍『囚人リク』/一同の暴れる1コマ絵がよい。以前に政治状況描かれた時は民主党政権だったんだっけ?主人公はずっとパンイチなのか。

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/本当、作者は岩鬼が好きねえ。大ゴマ空振り。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/笑顔で再戦を喜びあう二人、ではある。これまでの相手とはベクトル異なるけど。

森田将文『出陣★昆虫武将チョウソカベ!』/決戦じゃー!とこれも終わり近そうな。地の利を生かした合戦は醍醐味か。


  • 板垣恵介の巻末コメントは、なんか腹に据えかねてるのかしら。