週刊少年チャンピオン2019年13号

荒達哉『ハリガネサービスACE』/インターハイ開幕。佐賀…。柴千春みたいなもんか、応援団ふくめ。/対談は、本職選手からなんて言われるんだこの作品、と緊張したが、特に作品内容への言及もなく一安心(?)。

板垣恵介『REVENGE TOKYO』/出張掲載、になるのか。最凶死刑囚ドリアン後日談。自我はなくとも刷り込みにより鍛えられる肉体。本編への再登場あるのかねえ。

渡辺航弱虫ペダル』/乙女かよ…。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/前号の巻末コメントで「最近またアシさんに原稿手伝ってもらってます」と述べてただけあって、これまでと背景が別物。アシスタントいなければ、この作者がジャングルジム使ったネタなんて出すわけない!

板垣巴留BEASTARS』/想定外の誠意と、反撃と見せてやはり誠意。割り切れないからこそのいい主人公なんだよな。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/刃牙ネタ×花粉症ネタ。そういえばこの女子キャラ、かつて花粉症の垣ママとも闘って勝利したんだっけ。そんな彼女を柳が治療し楊海王が翻弄するというパワーバランス(意味不明)。

●古田朋大『謀略のパンツァー』/公的倫理よりも関係性においてこそ成立する認識、とまあ歪んでるんだか何だか。一週早かったら『ゆうえんち』と下半身隠し逆立ちでかぶってたのに。

平川哲弘『ヒマワリ』/マネージャーに言っても解決にならない、と芸能事務所がそこまで無力って認識じたいどうなんだ。

●いづみかつき『鬼のようなラブコメ』/「鬼のよう」ってこういうこと?

●村岡ユウ『もういっぽん!』/戦いすんで日が暮れて。仲間に励まされるのみならず、相手の強さも認めて笑顔になるあたりが戦ったらダチ理論。相手の先輩も引退延ばすのか&ミドリコといえばマキバオー。主人公勢の外部の側が、それぞれ自分とは異なる道を認めることができた、という図。

桜井のりお『ロロッロ!』/逆立ちエロスでパンツァーとシンクロというか、どちらも何処へ向かってるのか。女性の体は前後どちらから見ても発情させるよう乳房と臀部がふくらんでいる、とかいうエセ形質論もまだ通じたりするんかな、などと。

●灰谷音屋『ジュニオール』/裏の裏の裏。これはテンポよく読ませる構成力あってこそだな。アップの効果として見せる構図の重ね方が上手い。

●中村たつおき『KASABUTOR ~それは愛の結晶~』/読み切り。はたらく細胞的な何かかと思ったら、まんま不条理かい。この手の、ネタが駆動力なり世界法則となるストーリーギャグは好みだが、なんかオチが重いよ。

●宮崎克、野上武志『TVアニメ創作秘話 ~手塚治虫とアニメを作った若者たち~』/氷川竜介に罪はないが、体験者でなく解説役をこの枠で出すのはルポ漫画としてずれてるだろ。しかしひどいネタだな、これ(笑)。

山口貴由覚悟のススメ』/リバイバル掲載。どこ出すんだと思ったら、強化外骨格初装着か。確かに主人公の原点ではある、というか他は今だとヤバいネタ多過ぎるし。1話の破夢子からして。インタビューも当然熱い。


  • レジェンド作品は『キク』『クローズZERO』。