もういっぽん!203話感想

村岡ユウ『もういっぽん!』第203話「現在地」(週刊少年チャンピオン2023年7号)

◯表紙の角に1巻表紙絵をおいて、ひさびさの巻頭カラー。多人数の構図もさながら、このタイトルやアオリ文を邪魔しない自然かつ絶妙なポージングですよ。しかしキャプテン、それ乙女ゲーやってるんですよね?


→失礼ながら先週の感想では「連載開始以来の巻頭カラー」なんて書いてたが、ちゃんと他にも該当回(44話)あったそうで申し訳ない。当時ちゃんとふれてたのにね、すみません…。

◯大会初戦。おそらくアニメからきた読者への入り口も兼ねての主人公チーム紹介戦。(アニメ1話、期待以上によかった!)

◯強者2名、そして新キャラの語る主人公の原点。ツッコミ未遂涼ちん。ミドリコが呼ぶ「パフェ泥棒」も初対面の印象で、そこから成長してきた強者としての“現在地”。積み重ねた時間の中での繋がりが光る物語である。

◯早苗がんばれー!いや、そうくるとは正直思わなかったし、理解者たるチームメイト達の選択として見事なんだけども、この作品の厳しさも知っている読者としては異なる、頑張れない未来も想像しちゃうじゃないですか。だから言っておかないとさあ、がんばれ!

◯次戦は紗山。新キャラが名前からして気になる、金剛寺さん。