●単行本13巻、月刊ヤングキング2013年4月号
- 備忘録的に。主人公の格闘術の師匠であり、同時に作中のメインヒロインでもあるドラエさんの表象。
- 単行本最新13巻で、ドラエさんは精神的に落ち込みます。もう格闘はできないとまで言います。その苦しみの画像化たる13巻表紙。
- ですが、復活をとげます。その表象たる大ゴマ。
- 瞳に涙にじませながらも、晴れやかな笑顔で主人公を投げとばす!セリフも擬音もなし。
- それからしばし間をあけ、現在発売中の月刊ヤンキン表紙。
- いい顔だなー(好きなキャラなもんで)。作者巻末コメントによれば「20年ほど漫画家をやってきましたが、雑誌の表紙でメインを飾るのはこれが初めてです。」とのこと。「なんて微妙な作家なんだ自分。」と続けられてますが大丈夫、上野顕太郎も初メイン表紙描くまでに24年かかってるよ!
- さて、この号の掲載回で師匠・ドラエさんは主人公に“高度な技術”を伝授します。その心構えを語る、締めの場面。
- 師匠と弟子、でありますが同時に心の気高さを互いに認めあってますよ、というシーンです、同じ年頃の男女間で。ドラエさんの頬にほんのり赤みがさし、唇という粘膜がはっきり見えているのもやむなし!
- それらがあった上で、今回主人公の闘いを見守っているドラエさんなわけで、クライマックスでは。
- ドヤァ、もとい会心の解説をきめてみせます。格闘マンガにおける師匠ヒロインキャラ、完全復活!
- という流れが見えて、おもしろかった。やっぱりこの作品のノリ、楽しくて好きだわー。