週刊少年チャンピオン2016年47号

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/対談でも言ってたけど、柳龍光好き過ぎだろ作者。「ただの水よ」はもう翻案だし。全然関係ないが、職業の異なる3兄弟という点で、須藤真澄『庭先案内』の3兄弟を連想した(似ても似つかない)。
板垣恵介刃牙道』/左手首を具足ごと一閃。これ編集的には、その前の浦安の柳パロと合わせてるのか、本部関連で。
増田英二『実は私は』/センターカラー。わいわいハロウィンパーティーカラー!(アオリ)の扉絵と本編の落差よ。カブトムシは友情パワーだな、モブキャラの見せ場の熱さだ、たぶん。恐怖でなくギャグである、という着地はこの物語の本道でもある。
●ニャロメロン『ベルリンは鐘 ヤッホー!』/ドッジボール回。発想が謎過ぎるというか、この筆致でないと出てこないネタだろう。
安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/今泉刑事役の西村雅彦が、帽子から鳩を出す手品の撮影後に偶然頭にフンを垂らされる、という映像見た時は、すげえな、と思いました。
●中村勇志『六道の悪女たち』/悪女の夢に出てくる白馬の王子様、というと寄生獣がね…。警察コスプレが犯罪というのは、某ポルノ小説で学びました。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/色々過渡的になってきてる作品ではあるが、最後に姉ちゃんのモノローグ(オノマトペ)が消えるのはよかった。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/再戦、成長の楽しみも全力だからこそ。
福地カミオ『猫神じゃらし!』/フィクサーに猫は定番の光景、校長だけど。新キャラお目見え、ほのぼの、キャラ崩壊オチ&ドタバタ伏線、といい展開。1コマ目からの「もくもく」が好き。
●瀬口忍『囚人リク』/この手の煙草ネタ見ると、山松ゆうきちの某著者近影がうかぶ頭になっちまってて。
板垣巴留BEASTARS』/自明として種族差がある中、その背景込みで演じる事。その上でなお乗り越えていく役割・役目であると。角にタオルかけるのはおもしろい。
小沢としお『Gメン』/ラッパーバトル編。
桜井のりお『ロロッロ!』/猫好きだからね、仕方ないね。
藤田勇利亜『ミドリノユーグレ』/主人公勢への「チンピラ集団」呼ばわりはそう間違ってないな…。そして全面戦争へ。
●山本アヒル『ネズミと花火』/最終回。
石黒正数木曜日のフルット』/渋顔。