週刊少年チャンピオン2013年12号

●石丸なお『サクラノ嵐』/集中新連載。不良マンガ。大人となあなあやってると普通に、治安悪いんだなー、と思っちゃいますが。
渡辺航弱虫ペダル』/マキバオーとカスケードの有馬記念ダブらせたり。インターハイもだったけど、敗者の反応がなんかもやもやすんだよなあ。競技者としては当然なんだろうけれども。
夢枕獏野部優美『真・餓狼伝』/立ち合いの描写力がさすがだ。米俵は板垣版との落差(オマージュ?)でちょっと笑ってしまったが。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/「まくれーん」ってああ、ダイ・ハードか。ミッション・インポッシブルネタといい、ハリウッドアクション映画の魂は日本ではこの作品にこそ息づいている、たぶん違う。
●瀬口忍『囚人リク』/ウシジマくんやぼくんちじゃないけど、そういうのは境目を明言しないからこそ回っていくんであって。この夫婦とか挿話としてうまいですよね。
佐渡川準あまねあたためる』/センターカラー二本立て。つららさんは勇次郎ばりの孤高。まんま模するんでなくて、その嗜好を器に込めてこそへうげものよ!
木々津克久名探偵マーニー』/猫だと泥棒にならない、て話でもある。ゆりかちゃんェ・・・。
佐藤タカヒロ『バチバチBURST』/見つめ合う間と表情がいい。主人公に勝ってからは憑き物落ちたような王虎でしたが、さて。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/「待つ両チームのファンもまたドリームよ」いいセリフっぽいけど、状況的にちっともよくないよ!寝台列車のくだりは正直好きです。山田の「それこそドリーム捕手ですね」にも笑いました。
増田英二『実は私は』/友人の名前は『さくらDISCORD』からのカメオ出演か。(造形も?)『りびんぐでっど!』路線といいますか、コメディとして走り出してきた感。先生は悪い人じゃないと思う。(顔見せて!)
フクイタクミ『ハーベストマーチ』/この行動は催眠かかってるからなのか、本能なのか。
古谷野孝雄ANGEL VOICE』/文字の説明でとはいえ、やっぱり見せてくるなあ。
細川雅巳シュガーレス』/あなたはこんな顔で死ねますか?(※死んでない)/なんだかんだでシリーズごとにオチがつくのはえらい。
竹下けんじろう『スポ×ちゃん!』/なんのマンガだこれ、だが熱さは伝わってくる。続けてくるであろう“落差”にも期待。
石黒正数木曜日のフルット』/味なマネつったら、やっぱりジョジョのセッコだな。巻末コメントがやさしい。


  • 次号より八谷美幸新連載。あいかわらずイカれてそうで何より。