- 週刊少年チャンピオン2013年10号「『浦安』生誕20周年記念号」より。
- 週刊連載で20年間この脚力を保ち続け、近年はサイレントやホームドラマや萌えにも邁進する、すばらしい作品ですよ?なぜ疑問形?おもしろいです本当。
- そして「上手い」です。
- 小学校の教室内を俯瞰のロングショットで描写。子供たちがごちゃついてて、机と椅子と教壇と床のタイルがあって、コマ内で視線とどめる山場は二ヵ所ででもそれらが周囲と同じ地平の絵。うまい。
- 同時にこの絵のユートピアぶりが、このギャグ漫画世界の象徴でもあります。いい。
- 定期記事のチャンピオン感想でもふれましたが、くわえて20周年の今回こんなやりとりが。
- ある意味メタネタなのですが、ここでプロレスという物言いが出るあたり、本作品のギャグ漫画ぶりがある種ノルタルジーの領域でもある、ということかもしれません。でもそれを現役でやるんだよ、実際おもしろいし、という宣言。
- そのユートピアとノスタルジーが融合すると、こういうほのぼのとした場面にも。