2013-01-27 村上かつら『淀川ベルトコンベア・ガール』2、3巻 メモ 漫画 痛みと優しさ、そして希望の物語。 最終巻あとがきにて、作者は3.11の影響で作品の結末が変わったこと、希望と成長のエンドマークになったことを明言されている。 いい作品である、買ってよかった、のは大前提として、複雑ではあるのだ。作者のその祈りとリアルが物語に作用しているのが見てとれるので。 その変更もまた生身、だからこそ、いい作品ではあり続けるのだけれど。“青春”というものを映し描き得た。