コミックビーム2011年6月号
●付録で『テルマエ・ロマエ』ブックカバー(手ぬぐい風絵柄)、はいいとして「皇帝ブロマイド」って何だよ、その発想はないよ。
- カネコアツシ『WET MOON』／新連載。設定、もとい雰囲気は前作と近い印象ですが、「愛」ですか…。『SOIL』の(本編部分の)締めもその台詞でしたが、さて。
- ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』／…これは、女性問題つながり？
- 三宅乱丈『イムリ』／BSマンガ夜話『ぶっせん』回で、いしかわじゅん氏がおっぱい描写の生々しさについて言及していたことを、ニコのボディライン見て思い出してもいいじゃないか。／そうか、洞窟と崖で分派してたんだっけ。でコレ、料理のコマよく見たらデュガロからの視線なんだな。
- タイム涼介『-I.C.U-』／なんだろうな、この世界観に引きずり込む腕力は。話走り始めたらいきなり、設定もセリフも血の通ったものとして食らいついてくるんだもんな、アベックといい。／劇場版『アベックパンチ』は期待してよさそう！そういえば今日未明、こちらでは映画『恋の門』が放送されてました。テレビつけたら、スタッフロールでした…。
- 朝倉世界一『春山町サーバンツ』／杉良太郎、地味におかしい。『結子の乱♪』は…『放浪息子』みたいなもんすか。
- 新井英樹『SCATTER』／“夢”の悪意ぶちまけ感が半端ないんですが、作者ファンとしてはこれ、彼ならでは、今・ここならではの対全方位怒り、闘いとしての「表現」なのだと好意的に受け止めたい、全然マジで。／相変わらず強烈な内容・流れですが、いちいち人間味、リアリティー感じさせるのもまた事実。
- しりあがり寿『希望』／※正確には「希望」に重ねて×印表記。／『方舟』の「この期におよんで希望だと？」に対する作品、になっちまったわけですな、この現実が。
- 志村貴子『放浪息子』／この遠い未来ネタは、なんかこの人の作品では珍しい印象。あるいは、これぞ地味顔のターン、なのか。／ついに社会デビュー、ですか。
- 三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』／冒頭はさすがだ。そして新たなバトルヒロイン登場、て徒手空拳かよ！ラスゴマの眼もさすが。
- 鈴木みそ『限界集落温泉』／そこまで丸めこんじゃうんだ。ビジネス漫画だな、もう。
- 須藤真澄『庭先塩梅』／夢、か。夢だもんな。この作品もまた、であり、それでも祈りとしての物語は存在するのだ。
- 松田洋子『ママゴト』／グラスにご飯、ていい場面ですな。ふりかけだけでご飯が食べられたあの頃。
- 唐沢なをき『まんが極道』／この作品の「老後ネタ」は毎回怖すぎます…。
- 竹本泉『あかねこの悪魔』／なんだかラブコメチック。つじつま、いいとこあるじゃない。
- 市橋俊介『敗北DNA』／いやでも『サクラ大戦3』で、似たようなことやってましたよ。黒のネコ耳ネコしっぽ全身タイツで、そろって尻ふって、「すばらしい」って。パリで。
- 金平守人『直美さん』／新連載、て本当にこれでいくのかね？(疑いの目)最後のアオリはあれですか。
●編集長コラムで、今月来月でオマケ2連発の話題。「もう2度とない」と断言してますが、過去にはけっこうやってたような。紙の値段の問題？あるいは『エマ』効果…。／定価据え置きですが、元取ろうと思ったら2000円以上、てリアルな話も。マンガ雑誌の台所事情は、てやつですな。
●巻末コメント、市橋俊介がオフィスユーで連載、てマジですか。
