チャンピオン感想

週刊少年チャンピオン2011年15号

  • 佐藤タカヒロ『バチバチ』/巻頭で白鵬インタビュー企画。偶然にせよ、そのタイミングは間悪過ぎるが、内容自体はおもしろかった。/渡部→すぎむらしんいち『老人賭博』の先生、天雷→山本康人『僕』のインテリボクサー、パースの歪め方→山田芳裕ぽい、みたいな印象が。/投げ飛ばされて、負けて、倒れ込んだまま、それでもニヤリ、てのがいいね。
  • 渡辺航弱虫ペダル』/『シャカリキ!』の主人公は、こういうタイプの奴だったよな。
  • 板垣恵介範馬刃牙』/とっくに大量に既出だろーけど、まんま浦安の垣初登場回のオチじゃん。編集止めろよ、もといツッコめよ…。
  • 細川雅巳シュガーレス』/炭酸水…。カイジにおいて「沸騰点」と表現された心情のことだろうか。
  • 浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/あれ、あかねちゃん家ってつぶれたんだっけ。さもありなん、としか思えないのがまた。
  • 稲山覚也てんむす』/テレビ東京の大食い番組は“食への愛”喚起のため、ちゃんと食べる飯の背景紹介してたんだよ。この焼き鳥はお茶漬けはゆで卵は、材料は作り方は中村有志のコメントは、って。スポーツ競技の備品じゃないのよ。/あと大須には演芸場もあるよ!まんだらけもあるけど。(とらのあな名古屋店と道はさんだほぼ真向かいから、移転してきた。)
  • 安部真弘侵略!イカ娘』/刃牙でも『ツマヌダ格闘街』でも、最大の護身は危険に近づかないことだ、てゆってた。つまり、護身術いらねーだろこの世界!
  • 佐渡川準ハンザスカイ』/先生の最後の表情が肝だなぁ。あと、サブタイトルはちょっと意味違うんじゃない?
  • 中村ゆきひろ『被害妄想少女』/集中新連載。子供の妄想、てノスタルジーは実感として読み取れますが、そこ止まりな感も。あらためて、施川ユウキは偉大だな、と。
  • フクイタクミケルベロス』/うんうん。やっぱり無垢が正義、な世界観なんだよな。だからこそ、元オトコノコとして胸熱くなるわけで。
  • 沼田純『行徳魚屋浪漫 スーパーバイトJ』/妹に名前で呼ばれても萌えない!ていうか、サブタイトル関係ないし…。頼むからクビにならんでください、おもしろいんだから。
  • 濱口裕司『モメンタム』/いいシーン、なんだけど『SLAM DUNK』ダブっちゃうのはまあ、しょうがないよね。
  • 八谷美幸『ましのの』/この解説…。『ふたりエッチ』路線でも目指してるのかなぁ。
  • 小沢としお『ナンバデッドエンド』/大悪司の更正エンド(※バッドエンド扱い)みてー、とか思っちゃった。
  • 水島新司ドカベン スーパースターズ』/それアリなの?と思う前に、なるほどそんな手が!と、一瞬でも思っちゃったから負けなんだ。
  • 瀬口忍『囚人リク』/野球している同僚(?)をはた目にダベる、て絵もある種の定型かもしれない。『刑務所の中』でもあったか。いい場面。/佐々木のこれは仲間化フラグ?
  • まりお金田はみどる!』/ぶりんぶりん(←ちょっと気に入った)。/方向性の違い、て対立軸ちゃんとあったんだ。まあキリタンポのポージング見て連想したのは、あらびき団でやってた、グラビアアイドルのポールダンスをとろサーモン村田が実況、てネタですが。「ぐふ、今日ポロリあるかもよ!」「わ、わてのポールがぁ!」…すんません。
  • 西条真司『キガタガキタ!』/G(ジャイアント)・踏み!(プチッ)/そうそう、少しの勇気が本当の魔法…ておい。なんだかムチャなシリーズだったなぁ。最後に三成様にもフォローがあったのはよかったけど。
  • 那須信弘『十字架とコイン』/短期集中連載最終回。終わるも何も、設定説明し終わっただけだよな。とにかく場面が描きたかったんだろうなー、とか。
  • 山下勲『さらし首3人衆』/集中連載最終回。最後は輪をかけてムチャクチャなノリでしたが、けっこう楽しく読めた。今のチャンピオンにないタイプのギャグだしね。また見たいや、うん。

●『みつどもえ』が2週休載とのこと。アニメ化に合わせての大量カラー攻勢の直後なだけに、ちょっぴり心配。お体大切に。