チャンピオン感想

週刊少年チャンピオン2011年11号
●あれ、表紙の刃牙の絵先週と同じじゃね?と思ったら違った。


  • 瀬口忍『囚人リク』/新連載。チャンピオン的には、ムショが終わって囚人。私的には、『SOIL』が隕石で完結してこちらが隕石で開始。/という雑念はおいて、普通にうまいマンガでちょっと驚いた。絵を出してくる、その見せ方がいちいち上手いのだ、切り替えも構図も。キャリア積んできて、どっかで気づいた人でないと描けない類いのもんですよ、コレ。これは引き込まれるわ。なんちゅうか、『アイシールド21』や『みどりのマキバオー』全盛期(うまいんだよアレ)にも通じる、読む快感が。/設定的にダブるのは『無頼伝 涯』、かな。(好きな作品なんです、アレ。)話の導入としても、いいテイスト。
  • 渡辺航弱虫ペダル』/それどころじゃありませんが、今泉君の主語が「総北(オレたち)」なのが好きです。それどころじゃありませんが。
  • 安部真弘侵略!イカ娘』/よだれがコマの外にはみ出してるのがじわじわくる。
  • 桜井のりおみつどもえ』/な!な!『団地ともお』だろ!(※『みつどもえ』です。)こういう、転がせる強いネタが入ってくるのが面白いんですよー、この作品。ああ面白かった。/さて、昨日の今日、もとい昨日書いたブログに対する今日見てる誌面、なんですが、今回また松岡さんが首に数珠をかけてないシーンが!該当場面は外ですね。室内の場面では常備。そういえば、前回つけてなかったダウジング話は、雪の校庭が舞台でした。…これ、普通にコートはおってるから、かさばるorずり落ちるから着けてない、てことなのかな。多分そうみたい。でも調理実習時にエプロンの上から数珠着けてなかったのは、松岡さんがマナーわきまえてる人だからなのだと、僕は信じたい!/あと、さんざん既出でしょうけど、松岡さんの準備したサングラスは『ノベルゴッド』仕様ですね…。望まない形で願い叶うなら、松岡さんは普通にリア充(≠涅槃充)なんじゃあ…。/そんで、ちょっと苦情。ラスゴマ、ヒキの文それ自体がうざい。野暮極まりない。編集が読者目線の感想入れてんのがイラつく。主観で楽しむことを阻む、読み方を強制する、その姿勢に疑問を感じる。/まず個々の価値観があるからこそ、その提示にも“共感”にも価値があるんだ、と私は思うんだがね。
  • 稲山覚也てんむす』/天国と祭り、逆じゃね?そして、『ONE〜輝く季節へ〜』からみさき先輩登場。違うけど。
  • 板垣恵介範馬刃牙』/ま、横取り狙いでしょうな。/と、あんなヒキ文句見せられたら思うわな。
  • 浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/…サブタイトルがオチってこと?金かよ!
  • 小沢としお『ナンバデッドエンド』/藤田さんのヒキ顔が新鮮(笑)。あー、食卓の絵をこういう演出で出せるマンガって、よいよね。
  • 佐渡川準ハンザスカイ』/やはり、この手の熱さに私はめっぽう弱い。醍醐味なんですわ、これこそが、私には。
  • 沼田純『行徳魚屋浪漫 スーパーバイトJ』/水仕事系の危険は、リアルにありそうだな、と読んでて思える。『とろける鉄工所』で描かれるそれらはSF、じゃないけどスケールがもう。
  • まりお金田はみどる!』/そういえば、女児がパンツ見せるチョコのCMとかありましたが…(ドラえもん見てたら流れて家族でドン引き)。放送中止でしたっけ?
  • 石黒正数木曜日のフルット』/巧い!!

●あ、マヴカプ3出るのね。アマテラス参戦か…。わたしゃ「化け九十九尾」に出て欲しかったね。ジス・イズ・ジャパニースモリガン!みたく言って。あとキラー7キラー7キラー7!