週刊少年チャンピオン2018年2+3号

  • 表紙でサンタ水着グラドル三人押し。人数的にもコスプレ的にも珍しい印象。



浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/で、↑のグラビアから巻頭カラー見開きはサンタコスのガキ共という。サブタイトル「赤Hell黒Hell」でなぜか「白金・白銀」「HEAVEN AND HELL」を連想したからくりサーカス。教室での会話場面からの、帰宅描写への転換が好き。

→空から、歩く姿&道&風への寄りを枠線はみ出した人物で接続。さらにクリスマス期の住宅街描写されたコマがポンポン続く。でも展開上行くのは空き地、とこの辺はリアリティとの相克。

板垣恵介刃牙道』/初見の技でないと食らわせられないと。正味近年の作風はディティールそのものより、背景による物語化だしなあ。

渡辺航弱虫ペダル』/スラダンのフクちゃんの「もっとほめてくれ(フルフル)」がダブる。しばらく気にしてなかったが、単行本広告によると1700万部突破。

板垣巴留BEASTARS』/スラダンの桜木の坊主化がダブる。通いになるのか、修行編だな。医大というか、医療技術はどの辺まですすんでるんだろう。特に義肢や性転換方面。

桜井のりお『ロロッロ!』/友情だ、てスピーディーにひでえオチ。

●中村勇志『六道の悪女たち』/貴方が信じる私を信じる、とこういう決着になるか。椰子谷さんと童子でWORSTの天地を役割分担してる感、というかボンテージに学ラン羽織るってどうなの。風乃は術とけてそうな気もするが。

平川哲弘『ヒマワリ』/言っておくが、アイドルタイムプリパラのエンディングも似たようなもんだぞ(好き)。作中歌も作者が考えるんだよな。いずれ歌詞の読者公募とかやったりして。主人公の動機はよくわからんというか、かつて柔道で闘った相手追って野球始めるようなもん?

●田中歩『ブンキテン』/読み切り。筋書きはBTTF的なベタさながら、構成の愚直さというか、手元で制御しつつ熱込めてるあたり好印象。好きなマンガに女神の鬼ねじまきカギューあげてるのは正直だよなあ。

●瀬口忍『囚人リク』/一同の暴れる1コマ絵がよい。以前に政治状況描かれた時は民主党政権だったんだっけ?主人公はずっとパンイチなのか。

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/本当、作者は岩鬼が好きねえ。大ゴマ空振り。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/笑顔で再戦を喜びあう二人、ではある。これまでの相手とはベクトル異なるけど。

森田将文『出陣★昆虫武将チョウソカベ!』/決戦じゃー!とこれも終わり近そうな。地の利を生かした合戦は醍醐味か。


  • 板垣恵介の巻末コメントは、なんか腹に据えかねてるのかしら。