はてなキーワード「CLANNAD」には誤記がある

ごきごき〜♪
 以下、私の記憶が確かならば、という前提でお送りいたします。



キーワード「CLANNAD」の項にある、
>発表当初は18禁ゲームだったが、後日訂正があり、
>全年齢対象ゲームに変更された。
 て記述は、誤りですよね?



少なくとも、『CLANNAD』の“雑誌掲載情報”についてはわたくし、「E-Login」誌の出した第一報(の筈)から、わりとまめにチェックしておりました。
でも、それら全ての記事において「対象年齢」欄は、長らく「未定」とされていた記憶しかない。



その後、発売が近づいてから「『CLANNAD』は全年齢向け作品」と正式発表された時
(つまり、「対象年齢未定」から「全年齢対象」へと“確定”された時)には、反響も大きかったように記憶してますが、
それは「え、そうだったの!?」という反応であって、「18禁と以前言ったのに、覆した」ではなかったはず。
(ちなみに私自身は、『Kanon』『AIR』は発表当初から18禁明記されてたのになぜ未定?
と、数年にわたっていぶかしんでた(笑)ので、発表時はむしろ腑に落ちました。)



で。以上の体験に基づく、件の文面に対する私の認識は、「事実誤認というミス」ではなく、「単なる妄想」です。



書き流されている「発表」「訂正」「変更」それぞれの行為の、場・仕手・対象が何か“理解して”書かれたのか疑わしい、
そもそも、そういう存在が現実においては関わることすら、思考の外で書かれたテキストなのでは、と思えてしまうわけです。
かつて実際の「発表」を、リアルタイムで意識的に追っていた身としては。



しかしまあ、こんな誤り、気づくのが俺だけなはずはないし。
例えば2ちゃんで「PC版『CLANNAD』は18禁」と今更ほざいても、大方の観客からはスルー(無視)されるだけですしね。



事ほどに、「差別」の機能性がいかんなく発揮されておるネット上、
いろいろ気をつけんといかんな、とブログ3日目の俺は自戒をこめて思うのでありました。ご用心ご用心。



※ここまで読めばおわかりでしょうが、今回の日記は記述の際、あえて一切「資料」に類するものを確認しておりません。
 根拠は、体験とその記憶、というたぐいの文章です。しかし、それは私見ではあっても、妄想ではないのですよ、ええ。



(主人公に)「真実を疑え。真実と事実は違う。」
(主人公のパートナーに)「惑わされるな。そしてコイツを信じろ。」
(PSソフト『シルバー事件』より)