「パンチライン」4〜6話概要

今後の展開のために、自分用ふり返りメモ(その2)。



#04「取り憑くシマ模様」
●夕焼けの中で遊ぶ子供三人。白髪の少年・パイン(シャツにP)、ピンク髪の少女・グリコ(シャツ・首にG)、茶色の髪の少女・チヨコ(シャツ、首にC)。チヨコは「石形さん」に習った歌を歌っている。三人は閉じ込められている。

  • 12月27日 16:23

●102号室、グリーゼのマネキンをあずけに来たラブラと愛。ラブラいわく、グリーゼは宇宙人、写真しか知らない。
●井路芽子(17)転落死を告げるニュース映像、見ている遊太とチラ之助。彼女が「犠牲者」動画にふくまれていたこと、愛の名もあったことを思い出す遊太。愛に危険を伝える方法として、憑依を解説するチラ之助。シナモンまいてラブラに取り憑くべし。
●101号室、成木野・愛・明香。三人ともグリーゼからメールを受け取っており、ラブラの元へそろって移動。棚にあるシナモン二瓶の内、一本を成木野のポケットに入れる遊太。
●202号室、掃除中のラブラと三人。シナモンをまきラブラに憑依する遊太だが、三人から好きな物を尋ねられ適当に返答。そこで憑依がとけ、レベルアップして霊妖波に。チラ之助いわく、憑依は7分だけ。

  • 12月27日 21:04

●202号室、ラブラとグリーゼ。先刻、ラブラに憑依した遊太の適当な返答を真に受けてのプレゼント。屋上に移動して会話。
●ラブラの回想。24年前、5歳頃のラブラは紙に数式や将来の指示を書きつけ、ファックスで誰かに送っていた。
●アメリカ国防蔵相諜報機関・国家安全保証局(NSA)を名乗るグリーゼ。彼いわく、Q-may会の隕石衝突の予言は正しい、米国は隕石をミサイルで破壊しようとしている、Q-may会は人類滅亡を目論み、米軍のプログラムをウィルスで乗っ取った。
●明香のハッキングでしかウィルスは駆除できない、と語るグリーゼに、それが目的か、と憤るラブラ。そこへ宮沢賢治登場。「宇宙に大気は存在するか?」と尋ねられ、逃亡するグリーゼ。追う宮沢。
●グリーゼを蹴り飛ばす宮沢だが、ラブラが宮沢に攻撃。グリース逃亡。宮沢を止めるラブラに、今度は明香が攻撃。グリーゼを追う宮沢。成木野と愛もやって来て、四人でくんずほぐれつ。
●101号室の四人、険悪。愛が、ムヒはラブラの弟のランドから1ヶ月前にあずかったと告白するも、ラブラは虚言扱い。ケンカ、四人はバラバラに。
●一人残る成木野。突然苦しみ出し、薬を飲んで平静を取り戻す。冒頭の歌を歌い出す成木野、驚く遊太。

  • 12月29日 22:16

●雪の中、倒れている愛。遊太の叫び。次回予告「愛、死す」。



#○五「愛、死す」

  • 12月29日 22:20

●雪降る神社の境内、愛の死体と遊太。チラ之助いわく、誰かを救いたいという強い気持ちがなければ、時間をさかのぼってもこの世界に戻れない。念じる遊太。

  • 12月29日 21:25

●102号室に現れた遊太、携帯を見つめる愛。12月29日19:24着信メール、「犠牲者」に触れて10時に神社に愛を呼び出す内容。二人が死んだのは自分のせい、と泣く愛。神社に行くのを止めろ、とチラ之助。
●101号室からラブラの声、ラブラに憑依すべく移動する遊太。成木野と明香がいるが、ラブラの顔を見て退散する明香。棚のシナモンの瓶は二つ。ラブラの発言「私の部屋にあった魔除けの護符知らない?」シナモンをまきラブラに憑依する遊太、成木野に愛の危険を告げる。
●201号室前、明香にムヒをあずける愛。
●「犠牲者」動画の存在を知る成木野。成木野は愛の元へ、ラブラは憑依解除。階段で愛を引き止める成木野、屋上へ逃げた愛をさらに追う成木野。
●101号室、成木野と愛。4話冒頭の歌を口ずさむ成木野いわく、この歌は石形さんから教わった、ユーバラボで研究員をしてた人物で自分達はそこで生まれ育った。ユーバラボ=遺伝子研究施設、自分達=自分・男の子・女の子の三人。
●遊太の回想。研究員?に腕をつかまれ泣き叫ぶチヨコ、部屋に入ってくるパインとグリコ。パインの体が光り、目が黄色に。
●愛の過去の告白。教師に車で送ってもらったのをきっかけにいじめに会い、不登校になる。いじめっ子の名をあげ犠牲者動画を作ったのは自分だが、そこに自分の名前が加えられていた。携帯時刻表示、10:20に。
●神社に遊太とチラ之助。異状はなし、愛は救われる。

  • 12月30日 16:09

●屋上。床を開きアンテナを出す明香、謎の器具が貼り付けられているのに不審げ。ムヒを連れた彼女に声をかける愛。明香いわく、衛星回線にノイズがまじっていたので調べに来た。

  • 12月30日 20:37

●101号室、成木野と愛。成木野が薬を瓶からピルケースに移そうとした時、上から物音。そのまま二人は201号室に移動。
●201号室、縛られ吊り下げられた明香。明香いわく、覆面にムヒを奪われた。愛は急いで部屋を出る。覆面はムヒを連れ去る際、愛が昨夜来なかったことへの制裁と告げていた。成木野は愛を追う。遊太は神社に飛ぶも異状はなく、チラ之助は覆面をおびき出すことを提案。
●101号室に放置された愛の携帯から、脅迫メールに返信し古来館屋上へ呼び出す遊太。レベルアップしてスゴい霊へ。しかしシナモンの瓶はなくなっており、ラブラに憑依するあてが外れる。
●201号室、自己修復中の明香。役立つ物を探す遊太は、スタンガンとマスクを発見。

  • 12月24日 20:18

●遊太の回想。変装用マスクと変声機の存在。

  • 12月30日

●101号室の愛の携帯から、ラブラと明香にメールを送る遊太。覆面が屋上に来ることと、思いついた作戦を告げる。
●愛はムヒを、成木野は愛をそれぞれ外で捜索中。
●屋上で待ち構えるラブラと明香。明香は愛に変装、ラブラは透明化。覆面は変装を見破り、透明ラブラも積雪で存在がバレる。覆面は威嚇射撃、と入口上の宮沢に命中。宮沢は庭に落下、さらに明香も撃たれる。
●雪の中倒れている宮沢、走り寄って抱き起こす愛。そのパンツを見た宮沢、発光。



#06「大晦日だよ明香えもん」
●発光する宮沢。

  • 12月30日 21:40

●屋上。倒れた明香、呆然と座り込むラブラ。ラブラに銃を向ける覆面、そこへキックを食らわせる宮沢。「俺には予知能力があってね」と、ふところから鉄板を投げ捨てる宮沢。さらにストレンジジュース成木野登場。
●覆面が発光。「貴様らと同じユーバ化だよ、ただし発現率は2000%だ。」ふっ飛ばされる宮沢と成木野。目的を問う成木野に「理想郷の実現、とでも言っておこうか。下等な人類を滅ぼし、優れたWのみで世界を支配すること」。
●成木野に銃を向ける覆面、その間に立ちはだかる愛。覆面の目から赤い光が消え苦しみ出す。言い争うらしき二人の声、「私は貴様の望みを果たすために!」「でもダメなんだ、愛だけは!」。
●「力を貸してくれ!」と遊太に声をかける宮沢、シナモンの瓶を取り出し壁に投げつける。ラブラに憑依する遊太、自分(ラブラ)のパンツで発光、覆面をボコボコにして庭まで殴り飛ばす。覆面の体から抜け出ていく、黒い霊体。
●ラブラ憑依解除、明香もムヒも無事、宮沢は去る。
●覆面を外す成木野、中身は愛の担任・友田。友田の愛へのサイコな告白と、「犠牲者」二人を殺したのは自らに取り憑いた壺内Q冥との発言。
●明香のユーバ化解説。ユーバーメンシュ化。ハーキュリーウィルス感染による遺伝子のスイッチの切り替えにより、体の組成が変化して限界を越えた力が発動。普段かかっているリミッターの外れた状態がユーバ化。くり返すと体は損傷する。
●友田いわく、壺内もその状態にあり、その再生のため生み出されたのが子熊・ムヒ。回復能力を使えば恒常的なユーバ化も可能に。友田を蹴り飛ばす愛。

  • 翌日

●夜、屋上で流しそばをする四人と一匹。ラブラは明香を廊下に呼び出し、グリースから聞いた件を確認するが、明香いわく米軍のサーバーには異常なし。明香は隕石が落ちる話自体、信じていない模様。
●遊太の話題を振られ赤面する成木野、遊太が女だと明かす明香、絶句する三人。遊太の戸籍上の本名は伊里達遊で、遊太は自称。悶絶する霊体遊。遊太(の体)にも声はかけたが来ていない、と呼びに行く成木野とラブラ。
●愛に明かされる、明香の過去話。成木野と明香が出会ったのは8年前。焼けたアパートの前で泣く成木野、声をかける明香「お前を保護し育成し支援する為にやって来たロボットや」。成木野は石形の助けで共に施設を逃げ出したが、石形は追っ手により消された。聞き入る遊太。
●成木野と明香は青森へ向かい、鍛練の日々。13歳で成木野はユーバ化を発現し、パンスト少女として悪者退治の日々。その後、ストレンジジュースとして東京・古来館にやって来た。明香いわく、そろそろヒーロー活動は終わりにする、成木野は体に負担が出ている。戻ってくるラブラと成木野、遊太(の体)は出かけている模様。
●花火をする四人。打ち上げ花火を準備するため屋上を去る明香・ラブラ・愛。三人を見送り倒れ込む成木野、空のピルケース。成木野の首に見えるGの字。現れる宮沢、手には成木野の薬の瓶。
●庭に立つ明香たち。地面が開いて現れるロボ・革メイカー。砲口につまった花火、と光る空の一点。
●幸励術番組が臨時ニュースに切り替わる。告げられる隕石落下の予報、飲みながら画面を見つめるチラ之助。「ま、仕方ないのら。」
●宮沢の歌声、目を開く成木野。歌に驚く遊太と成木野。友人達の所へ向かうよう促す宮沢、後で話を聞く、と念押しして去る成木野。「後で、必ず、か。」
●霊体遊太に声をかける宮沢。赤く染まりながら落ちてくる隕石を指差す。「答えは肉体を取り戻せばわかる」と、ナンダーラ・ガンダーラと表紙にある本を投げ渡す。白紙の中身には一言「U-TURN!」。すべての始まり、12月21日に戻ることを察する遊太。覆面を取る宮沢、現れる遊太の顔。「この歴史を変えてくれ。俺は計画に失敗した。これまでに何人もの俺が挑み、同じあやまちをくり返してきた。それでも、俺はお前に望みを託す。いや、すべての俺達のだ。」念じ、光となり、空に消える霊体。
●「小惑星、落下。人類は滅亡する。」

  • 12月21日 13:34

●空から降る光、倒れた遊太に命中。



※脚本担当・打越鋼太郎の旧作。
ever17 ?the out of infinity? EVE new generation(通常版) 極限脱出 9時間9人9の扉