週刊少年チャンピオン2014年51号

  • 背表紙ペダル絵、ちゃんと似たようなポーズでそろえて欲しかったな。

●ニャロメロン『ベルリンは鐘』/3号連続出張掲載1回目。メタ系シュール四コマ。この手のネタも、すでにここまで噛み砕いた芸として成り立つんだよな。コロコロででんじゃらすじーさんあたりと並んでても不思議ないというか。
小沢としお『Gメン』/新連載。巻頭カラー見開きで下ネタ。不良達のクラス、主人公の二面性、と過去作品に重なる要素も。ゆるさ込みで楽しくまとめる手腕はさすがだ。設定とネタで高橋ヒロシ谷川史子、それぞれの鈴蘭高校が浮かんだり。
渡辺航弱虫ペダル』/まあ、そうなるわな。真波にとってもインターハイ勝利か。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/春巻対決シリーズもおもしろいなあ。これまで意識してなかったけれど、戦闘中は顔つきが初期に戻る(というかネタ元に近づく)んだな。
板垣恵介刃牙道』/抜いちまったか。親子で不具に、ということはないと思うが…。武蔵は紙を切れる空手を知らないが、という展開かね。
安部真弘侵略!イカ娘』/えーと、後半全部詐欺じゃなくて信教だよね?
細川雅巳『錻力のアーチスト』/ポジション争い開戦。センターカラー扉が不良マンガのそれに見える。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/マーニーの探偵道具代わりになる幽霊と。おはなし、ファンタジーによる語り。生身と二次元の肉親は別だってばよ。
増田英二『実は私は』/涙、そして笑顔の別れ…じゃなかった。作中時間ずれてるからこそのネタだな。委員長と白神さんはこれで決着として、次はみかんと主人公だよなあ。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/成長を経て、今一度出会いの光景の再現。熱い。鯉太郎は先場所休場してるのか。
●瀬口忍『囚人リク』/空へ。代償となる喪失が重すぎるだろう、もう。
沼田純『行徳の漫画家とイトの日記』/空白!イト娘。釣りをする人は暇、それを見てる人はもっと暇、それを絵に描く人はさらに暇、と。海という環境がこうある土地、そのリアルよ。
平川哲弘『クローバー』/これはやっぱり気持ちよく全勝展開か。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/やっぱり・球道は・すごい。本当、好きなものしか描きたくたいんだねぇ。決勝相手はやはりあぶさんホークスかな。そして選手名鑑復活ッッ。
●櫻井あつひと『辻浦さんとチュパカブラ』/想定外にツン。んなささやかに過ぎるデレで赤面する主人公が哀しい。
荒達哉『ハリガネサービス』/えー、無敵すぎる。ここからどう展開するのか。
●中島こうき『極悪バンビーナ!』/自分大好き属性重ねられるはずかしさ、別物より類似品に感じるイラつき、と妙に感情のあやくすぐってくる。
●村岡ユウ『ウチコミ!!』/燃える、盛り上がる闘い。次回最終回。
●陸井栄史『いきいきごんぼZ』/最終回。溝は埋まらずとも玉砕しようとも、中学生という日常は続く。初期のサンプリングの嵐が心底嫌いだったんですけれど(あ〜知ってるwでしかないものをパロディと呼びたくない)、こなれてきてからは暗さと下品さの息づく青春ぶりがよかったです。嗚呼、ギャグ漫画。お疲れさまでした。
石黒正数木曜日のフルット』/ハトは仲間内でエサを争うがカラスはそんなことしない、て「街」でゆってた。