「鶴瓶のスジナシ」野間口徹・正名僕蔵


  • 先々週、先週の放送ではゲストにまでメガネ男子が連続登場するという、お好きな人にはたまらないかと、な状況が発生しました。

  • どちらのゲストも舞台役者なだけあって、鶴瓶と濃厚なメガネ男子同士の絡みを展開してくれました。

  • ていうか、どっちもコントだったよ!
  • いや、コントじゃないか。あくまで、即興劇を“真面目に”演じてたら笑いの方向に向かってた、というリアリズムがこの番組の魅力なわけでして。
  • どちらのゲストもオープニングトークではひょうひょうととぼけた感じだったのに、いざ本番となると役への入り込み方がすごかった。スイッチ入るんですよね、マジで。野間口氏はちまちまねちっこくほじくりますし、正名氏はぶっ飛んだ馬鹿テイストに舵をふり切りますし、鶴瓶はそれに合わせて重ねて生かします。二人の年下メガネ男子の異なる攻めをメガネ男子鶴瓶が受ける形でした。
  • 野間口氏とトークしていて、鶴瓶はそのうろたえぶりを「(明石家)さんまの大好物や」と表現していました。それで思い出したのですが、さんま御殿にも何回か出演していたメガネ男子・伊藤俊人が出た回の「スジナシ」もよかったです。いい喜劇でした。そう、みんな「喜劇」なんだよね。メガネ男子・三谷幸喜の回はギャグになっちゃっていまいちでしたが。
  • やっぱり舞台の人が即興劇で作り出す“お笑い”は一味ちがう、というお話。リピートの野間口、しょうもなさ(笑)の正名、もちろん鶴瓶もふくめて、大変おもしろかった2週間の放送でありました。



※おわび
上記の文章において、「メガネ男子」という単語を誤用していたことが判明しました。おわびいたします棒。