『みつどもえ』10話

  • 冒頭、一年生達と遊ぶクラスメイト達の描写で、“一緒にサッカーをするしんちゃん”の姿はさもありなん、なのだが、そこに千葉氏も溶け込んでいるのに、見ててなんかこうウンウン、と嬉しくなった。女子やエロ本に興味しんしん、ステレオタイプな健康優良エロ男子でありつつ、年下の男の子と一緒に楽しく(おそらく本気で)遊べる。うーん、しみじみいいガキだ。/ひょっとしたら現代日本のマンガ界では、表現としてのエロ男子の存在は“古い”のかもしらんが。しかしなあ、それは力なのだよ、と私の目には映る。去年のベスト漫画に呉智英が『土竜の唄』土竜(モグラ)の唄 22 (ヤングサンデーコミックス)と『好色哀歌元バレーボーイズ』好色哀歌 元バレーボーイズ(14) (ヤンマガKCスペシャル)入れてたのって、そういうことじゃないの?あの一瞬のカットでそこまで言うか、なんかゴメン。
  • CM明けアイキャッチ、あれ?宮岡さんは?
  • みっちゃんの48シャツは、千葉の69帽子と同じメーカー製なのかしら…。
  • 一瞬回想で出ましたが、7話のあの場面、一連のアニメオリジナル演出は非常によい。
  • ひとはの「許す」に『地獄甲子園』がダブる。(原作でよくやる「コマの左下にキャラの横顔で“えー”」は画太郎オマージュ…のはずだ。)
  • みっちゃん父ちゃん大盛り。
  • 風邪話はまあいい話だし、やって正解だとは思います。が、何もこのみっちゃん変態3連発(すべて杉崎の目前で)の後に入れなくてもなぁ。あ、オチ含めて4連発扱いってこと?
  • 次回予告、(いつもは全く予告の役割を果たしてない)音声によるとあの人が出てくる…のかしら。ていうか、あんな絵(場面)の出てくる話ってありましたっけ?