・表紙のアオリ文句がかっこいい。
・三宅乱丈『イムリ』は休載。広告に出てる『ペット リマスター・エディション』最終巻の表紙絵が気になる。救いはあるのか?描き下ろしで?
・カネコアツシ『SOIL』/わあ。でも好き、こういうハッタリ展開。積み上げてきたからこその、コレだもの。おはなし原理主義者の私としては、キター!て感じだ。
竹本泉『あかねこの悪魔』/この設定、エロゲーだったら…と思った私は汚れている。(しかも少し古い)
カイトモアキ『新世界への扉』/おひさしぶりです。相変わらずな暴走関係性(?)描写です。今回はややバタついてる印象。/個人的にこの人の作品で好みなやつは、人物二人がくっつくor和解してハッピーエンド(本人達だけ)、てパターンの作品群。定型の枠の中で異常やられた方が、俺には強みとして映るのですね。
・志村貴子『放浪息子』/で。先天的田舎モンとして言っちゃうね。ゴメン、きもちわるい。しょーがないのよ、九州男児は。心のオアシス的存在であったささちゃんも、恋してしまったら、オンナになってしまったら、本作品における私みたいな読者にとってのその役割は果たせなくなるのよなー、と。/作品として評価が低い、と言ってるわけではないんです。でも今回、なんだ、女装男を群れで、しかもこの地平で出せる感覚?それは俺にはとりあえず“気持ち悪い”であり、まずはそう口に出すのが、私の真摯さであって。/BSマンガ夜話の『青い花』回が見たい。
須藤真澄『庭先案内』/『放浪』からオカマ二連発(笑)。お久しぶりの帽子オカマちゃん(≠帽子男)。好きなキャラですが、今回はひたすらツッコミ役。/あーそうだ、ケーキ屋もいたっけ。今回は好みな要素てんこ盛りで、すごく楽しい。/こんだけのネームを16ページ(内1ページは扉絵)でさばけるって、正味すごいと思うよ。
うすね正俊『砂ぼうず』/これが面白いってのも、またすごいような。
鈴木みそ『限界集落温泉』/アクエリオンが…。しかしそうか、私もライブで「一万年と〜」言ってたクチなんだよな…。/てアレ?「ア・イ・シ・テ・ルー」だけでなく「一万年と〜」から合唱させたアレは、作曲家ライブならではの特例?/マンガ関係ないね。
『まんが極道』唐沢なをき/僕、あまりこちらの方面に明るくないんですが、父子で同性で、てジャンルとしてあるのかね。男性向けエロマンガでも母娘のみで、てのは見ないような。ファンタジー混じりのBLとかふたなりモノとかでなら、ゴロゴロありそうですが(偏見)。/ネタがネタだからか、珍しく今回は内容にさっぱり関心持てなかった。それよりは『放浪』の気持ち悪さ(今回に限り、私にはね)の方が好ましい。
久寿川なるお『鉄ヲタ少女3』/続くねコレも。今さらながら、フツーに青春やってる作品なんだよなあ。悪くないよねソレ。
羽生生純『千九人童子ノ件』/わかってたことだが再認識。漫画家・羽生生純の画力と構成力はすばらしい。そして、何をやるにしても抜きがたく、話。歴然として「作家」、このテイスト。ああもう。
タイム涼介『アベックパンチ』/うん、単行本集めよう。なんかもう絶頂期すぎる。熱マブしい。
ミトマヒロ『CHILD FOOD』/これまたお久しぶり。悪くない日常ファンタジー。「Fellows!」掲載だったら、大分テイスト違ったかも。
上野顕太郎『さよならもいわずに』/否応なく、時と共に人は落ち着くものです。ここに来ての清謐さがリアル。
・以上。雑誌感想てのを初めて書いてみました。楽しいじゃないか(笑)。