月刊コミックビーム2014年4月号



志村貴子『わがままちえちゃん』/新連載。幽霊バディもの、かね。一話目は家族の話ですが、まだまだどうなることか。
三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』/ドリエー!!しかしミンチって。なんだかんだで主人公側は生身設定なんだよなあ。
赤川次郎鈴木マサカズ『鼠、』/もう一人の女盗賊。裏の顔の見せ方、これはインパクトある。
羽生生純『ジュウマン』/新連載。超巨大生物と戦う巨大ロボ、と思いきや。これ冒頭はバッドエンドなのよね。『ピペドン』は怖かったです、はい。
おおひなたごう目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/パンケーキ。菓子パンとして売ってる、シロップとマーガリンを二枚でサンドしたのは結構なアイディア商品なんだな。恋愛模様の方は、さてねえ。
カネコアツシ『デスコ』/主人公登場、かな。第三者っぽいが。
三宅乱丈イムリ』/デュガロの壮大な計画も、間接的にデュルクとラルドの意志が破綻させたわけで。眼の描写の変化が見所。というかラルドのこの顔つきは、さてどうなる。
●二宮亜子(原作・サキ)『物置小屋』/読み切り。聡いガキ。小悪魔的、というのかね。
●市川ラク『白い街の夜たち』/ホームコメディ回になるか。表情描写の上手さも、使い所いろいろだな。
●伏見なか子『お向井さんち』/読み切り。妖怪に育てられる子供。いつかは終わる、という寂寥感メインなのは、こういう設定下では珍しいかな。
須藤真澄『庭先塩梅』/玉迎えシリーズ。こうして気づかれないケースの方が多いんだろうね、と思いきやそうくるか。運命の愛ですね。看護婦さんの描写がかわいい。
唐沢なをき『まんが家総進撃』/落とす、といえばやっぱりまんが道。まあ週間連載って発表形式自体、特殊なんだけど。例示は怖いけど、リアルなんでしょうな…。
山田参助あれよ星屑』/上官の人柄もいろいろ。鼻の頭のテカりがいいな。
上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/実際、この辺の無難な人選が一番なんだろう。五万円だ!
森泉岳土『夜よる傍に』/この描き分けは薄墨ではできないよなあ。色鉛筆?
●横山旬『新しい戦争 太古の死』/読み切り。SF世界での生。
いしかわじゅん吉祥寺キャットウォーク』/最終回。唐突な終わりもまた人生の真実。ここに来てボーズと組長が生き生きしてるのがまたよいね。おもしろかった。お疲れさまでした。
安永知澄『赤パン先生!』/最終回。最後に見るものは町と生活と未来と。『吉祥寺〜』の終わり方とあわせて、また味がありますな。いい作品でした。お疲れさまでした。


  • 次号より、いましろたかし新連載。
  • 来月号では映画『テルマエ・ロマエ』新作公開にあわせて、巻頭特集、モンハンコラボ企画、付録等の企画が組まれているのですが、やはり予告されていた新作の方は頓挫してしまっているのか。