- 付録がテルマエ・ロマエクリアファイル。で、何の説明もありませんが、この人誰?/あ、作品自体は今月休載。
●いましろたかし『原発幻魔大戦』/新連載。アリでしょう、ビームだし。私的には、これなら“人権”とか絶対口にしないだろうな、という信頼で。/表紙、丸尾末広の絵に赤字明朝体でこのタイトル・作者名は映えるわー。
●三宅乱丈『イムリ』/同じ種族内で血統の差別、という負の不変性をこう持ち出す怖さね。ただ、同様に今後マージ星側との対立も出てきそうな。
●夢野久作・丸尾末広『瓶詰の地獄』/読み切り前編。圧倒的です。後編は再来月号。
●上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/連載150回記念特別企画。読者の応募した絵による合作、なのですが応募者24名は少な過ぎるだろ!送れよ!某とか!すいません取り乱しました。共犯関係になる方が絶対楽しいのになー。/まあでも少ない分、「お題」としての利用で笑わせていただきました。ひさしぶりだね赤パン先生!
●須藤真澄『庭先塩梅』/案外これ、実際に山の中で育った人とそうじゃない人で感じ方変わるんじゃないかな。木にも登るし山菜とって食うんだよ、マジで。
●三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』/うんこがハエに勝ったためしなし。ンッンー、名言かなコレは。
●松田洋子『ママゴト』/これはこれで真骨頂、なのかも。しかしこの過酷さの中でも、タイジかわいいよタイジ。うぅ、ラスゴマが…。
●しりあがり寿『豆を数える』/今ここにいて幸せか?お前の足元の氷は砕けた。(byマムシ『ハチワンダイバー』)
●安永知澄『赤パン先生!』/ああもう、心がぐりぐり踏まれるわ。原風景に終われば甘い痛みだけど、その先だからこその作劇なんだわ。
●久寿川なるお『鉄ヲタ少女7』/シリーズ読み切り、久々登場。ちゃんと擬人化に走ればいいじゃないか。ちゃんと?
●唐沢なをき『まんが極道』/ああ、続編叩きはね…。多元論を否定するのはよくないです、はい。
●鈴木みそ『限界集落温泉』/最終回。支えになるのは知恵だし体験だし、最終的にはやる気であった、と。いや、おっぱいか。おもしろかった。