週刊少年チャンピオン2015年51号

荒達哉『ハリガネサービス』/相手の技でやり返す展開はお約束だけれど、敵側に主人公のこれをやられるとは。習得されたら厳しいよな。
加藤淳也・三宅隆太・タカヲヨシノブ『劇場霊』/新連載。ホラー映画コミカライズ。
渡辺航弱虫ペダル』/スポーツ漫画だからってのはあるけど、常に選ばれし者の恍惚と不安だよな。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/先週の読み切りに続いて女装男子ネタ、いやいや。いまだにフルチンネタを正面からやれる世界ってすばらしい。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/地獄から這い上がったからこそ、今の輝きが終わることも知っている、と。悪役のコイツの裏切りもそういう意味では同じことなんだよな。親方や兄弟子を敬いつつ、その言葉とは相入れない立ち位置であり。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/ヒロイン総出演回。マタギで笑っちまったよ。回をまたいだオチの伏線は、読者信頼してるな〜。
●掛丸翔『少年ラケット』/その歳で西部劇好きとは。卓球という時点で無国籍映画の領域かもしれんが。部長は昨年の御堂筋っぽい。
増田英二『実は私は』/センターカラー。痴女って一体なんなのよ。シルエットは四皇的な何かかしら、凜は何やってるのかしら。意外や実は一瞬の優しさだった、て、そこでクラッときちゃダメだよ!まあこれまで恋愛避けてきたウブさって設定がまずあるんだけどさ、でもダメだよ!
●瀬口忍『囚人リク』/壊れても頭の回転のよさは残ってる、のだろうか。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/扉絵に続く見開き構成の無茶苦茶さも逆にすごいかもしれん。やっぱり武藤の見せ場なのね。
安部真弘侵略!イカ娘』/食えるのかよ!
小沢としお『Gメン』/決着。直接和解はならずとも、心は変えられたと。いい形での再登場期待したい。
●角光『ニコべん!』/まさかの地口デコ弁。運動オンチの心情が地味にリアル。新キャラは前作のパンダ萌え主人公みたいなものか、赤面よだれ。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/こういう無茶ギミックは理屈付けが楽しさだからな。三人合体幽霊とかかな。真島君ひさしぶり。
●松本豊『スメラギドレッサーズ』/サブタイトルが珍しいノリだと思ったらギャグなのか。いやさ成長ではある。
●石坂リューダイ『羽恋らいおん』/敗退、そして次回最終回。今回が俺たちの戦いはこれからだ!なノリなので、最後に一ひねりあるかも。
石黒正数木曜日のフルット』/ハードボイルドな猫といえば、『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズだな。先週の『吸血鬼すぐ死ぬ』もネタにしてたし。