昨夜NHKBS1で放送された「青春!アリスポ〜SPORTS×MANGA〜「テニスを変えた“王子様”」」を見ました。(電波の受信状態の悪さにより、ラスト10分は録画されておらず。)
NHKBSといえば、BS1は報道一本にするからつって、BSマンガ夜話アニメ夜話&熱中夜話&マンガノゲンバMAGネットザ☆ネットスター!というサブカル番組枠を一斉につぶした放送局なわけですけれども。そこが報道&ドキュメンタリーって体裁でマンガ取り上げるってよ。へぇ、どれどれ。
で、見てみた感想は「ヤバい」の一言です。奇跡の詩人、で“ドキュメンタリー”とった制作者の意識もまあこんなもんだったわけですけど。とにかく対象持ち上げて権威づけする番組の作りで、ビリーバーであること自体が“正しさ”だと思っちゃってる自意識垂れ流しでもう。
はっきり言うけどそれは語る言葉の不自由さでしかないし、同時に作品の持ちうる可能性に対する非礼なわけですよ。これなら、アメトーーク!テニスの王子様芸人、とかやった方がはるかに「健全」な「批評」が見られるし、受け手からも許容されるでしょうに。
というわけで「このマンガいいね!BSオススメ夜話」の可能性をちゃんと称えておかなきゃいけない!と思いました。頑張ろう。