週刊少年チャンピオン2013年30号

渡辺航弱虫ペダル』/カラー見開き、一人だけ制服違うのはお約束。この決着の形こそが、強豪校という伝統を受け継いだ、ってことなんだよな。次回から2年生に進級。5年間連載して作品内では一年か。いのししわさびランドって、ぼたん鍋をわさび醤油でいただいたりするんでしょうかね。
●瀬口忍『囚人リク』/回想場面もイメージ絵も挟むことなく、男たちが座して話し合う描写のみでこの吸引力。読者にゆだねる、この物語力。頭下げるのはリクの役目か。新メンバー、てそんなに候補いたっけ。ワイヤーモヒカンさんとか?
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/いやー家屋倒壊オチっていいもんですねぇ。今この豪快さやろうと思ったら、前提にこんだけのうまさと丁寧さいるんだけれども、でもやれちゃうんだよなあ。
丸山哲弘『3LDKの花子さん』/1コマ目のイメージ画が楽しそうでいい。*1おばけのイメージアップは吉幾三鬼太郎アニソンのせいだな。しかし全身写経キャラ、一誌でダブりすぎだろ。(みつどもえ松岡さんはすでに別チャン勢だが。)
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/山田はフェミニスト。いつもながら選手名鑑がすごいな。コミックバーガー…。
●重本ハジメ『雨天決行』/読者サービスは太もも。いいね!(最後にちらっと胸揺れきたけど。)新宿赤マントも終わっちゃっいましたなあ。今作でも序盤から多彩にキャラ投入。
増田英二『実は私は』/IDZ(委員長瞳孔全開)。うん、まあ、女の敵だから仕方ない。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/新人読み切り、純粋ギャグ。ワンシチュエーションでの怒濤のたたみかけとリピートネタが楽しい。おもしろかった。上野顕太郎も投稿時代に吸血鬼退治ネタ描いてましたね。
木々津克久名探偵マーニー』/一人入ることでサークルの思想自体が変貌して、てすっげえよくわかる話。学生時代ならこういう形で“世界”が見える、てのも。でも先は、外はあるんだよ。
フクイタクミ『ハーベストマーチ』/ステルス変形能力、おへそと短パン。そっちが黒幕かー。
石黒正数木曜日のフルット』/アオリ文ではコミックビームが、奥村編集総長・岩井編集長ともに別ベクトルで突き抜けてていいですよ。サブタイトルはジョジョネタ。石黒イカ娘ふたたび。


  • 裏表紙広告が、15歳以上推奨PCゲーム。本当もう声優頼みだよな、この辺。