チャンピオン感想

週刊少年チャンピオン2011年51号
●付録ポスター、背景海だしマブヤー関連かと一瞬思った。


  • 丸山哲弘琉神マブヤー』/作家名を哲弘から改め、新連載。ナンバリングのルビも沖縄弁かよ!ご当地ヒーローのメディアミックス作品とはいえ、作者の持ち味であるくすぐりも生かされてて好印象。個人的に『ムラマサ』や『ハーフマン』も好きでしたし。ヤギは好色の象徴ってわけではなさそうだ!
  • 沼田純『行徳魚屋浪漫 スーパーバイトJ』/イカさま娘ってあれでしょ、主題歌はノーカン!ノーカン!でしょ。主任さんは熱いというより生真面目。
  • 渡辺航弱虫ペダル』/今さら気づきましたけれども、キメに入るとメットも脱げて素顔が見える(心象風景?)という演出があるんですね、この作品。/巻島さんの横顔が、セリフの内容も相まってカイジっぽくも見え。
  • 八谷美幸『ましのの』/『新・コータローまかりとおる!』で、試合中に絞め技やぶるため、急所の乳首を攻撃とかあったなー。
  • 佐藤タカヒロ『バチバチ』/いい家族だ、兄弟子だ。このシメからの次回巻頭カラー増ページ予告とか、熱くならずにおらりょうか。
  • 増田英二『さくらDISCORD』/で、こっちの「次号、ゲキ熱カラー!」予告も正直ドキドキしますよ、うん。激じゃなくて檄かな。
  • 平川哲弘『クローバー』/11人いる11人の走れる男。元リーダーは『クローズ』『WORST』よりも『QP』ぽい、と言ったところか。主人公達もだけど。
  • 阿部共実空が灰色だから』/もう全編とおしてゲラゲラ笑いっぱなし、会話のセンス抜群かわいい!これまでこの作家の味をあすなひろし小田扉に例えてきた私ですけれども、今回終盤のノリは三宅乱丈ぽくも感じたり。/しかしこれ、珠ちゃんの想いを明確にチラつかせて(≠におわせて)そのまま流すんだよな。そこがすごいわ。一瞬の哀愁にちゃっかりひっかかる私です。/ヒキの柱文はまさか、まさかとは思うが『敗北DNA』オマージュだったりする?
  • 水島新司ドカベン スーパースターズ編』/ここまでとの落差って意味では、今回の説教と忍耐勝負はなかなか味わい深い。
  • 稲山覚也てんむす』/そこで咲くのは彼岸花なのか…。相手側、なんつうかすごいピュアでいい人っぽい感じ。
  • 手代木史織『聖闘士星也 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』/フローライトちゃんの涙を止めたデジェルさんマジいい人。
  • 瀬口忍『囚人リク』/すっげえいい話、なんだけど、レノマがそれ言うとなんか怖い&予告の文面で完全に吹き出す。フリーダムて。(照れかもしらんが)
  • 鷹見隼人『デザートローズ』/タイトルの意味判明。心構えの話だったんすか。
  • サンカクヘッド『うずらコンビニエンス』/最終回。SFオチ、かね。最初から設定は投げていた、という意味ではよいシメだ。最後は赤面笑顔をサービス、という心にくさ。
  • 佐渡川準ハンザスカイ』/これは『ツマヌダ格闘街』における運足と同じ原理だな。徳良さんはあせりすぎでは。
  • うえやま洋介犬『イマワノキワ』/最終回。彼女は会っちゃいない…最初っから彼女はイマワさんに一回だって会っちゃあいない…。ああ…でも相手に『電話』されただけでも作動するのだイマワノキワは…書いたりされたの読んでてもいいんじゃね?
  • 石黒正数木曜日のフルット』/なんだか『ルドルフ ともだち ひとりだち』思い出した。

ルドルフ ともだち ひとりだち (児童文学創作シリーズ)