週刊少年チャンピオン2020年1~10号

1号(※2019年12月5日発売)

  • 付録はグラドル未公開フォトブック(二人ぶん)。



大泉洋・星野倖一郎『水曜どうでしょう大泉洋のホラ話~』/新連載。1発目からいきなり本人はタイトル以外言及してないネタ=内容全部作家側のでっちあげ、てもう企画の意味がわからん。

渡辺航弱虫ペダル』/最初期のママチャリだった坂道とは異なり、旧式とはいえ正機種ならって話か。

細川雅巳『逃亡者エリオ』/単行本広告に「細川先生がかねてから描きたかった中世ヨーロッパの歴史活劇」とあるが、正直これでかよって感じが…。マジで参考文献2冊しか読んでないってことはないよな。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/社会人百合…(身長差&締め落としプレイ)。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち─バキ外伝─』/即席分銅、本編での鎖鎌より強そうに読めちゃうな。

板垣巴留BEASTARS』/ショック療法にしてもムチャ過ぎるが、もとよりそれこそを“本能”とする場ではあり。キツネのメスでイナリ組、というのは下ネタかけてるのだろうか。

桜井のりお『ロロッロ!』/不安定な主人公って点では僕ヤバとも通じるのかしらん。

●魚乃目三太『チャンピオンズ』/社員総出でバーコード貼り替えって、リアル『編集王』じゃん。才能に惚れた作家がヒット出す前に離れる編集者の寂しさ、読者の身としてもわからんではないよ。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/横方向に読ませる描写が続いての、めくりから縦方向で均衡崩れる構成。引退する先輩から後輩への目線と、教師から先輩生徒への目線。福岡屋台は楽しそう、てそのキャラの家業なのか。そりゃいざという時は大声も出るよね。

●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/チアガール服でヒロイン以外スパッツ履いてないの、それはそれで変では。

石黒正数木曜日のフルット』/女性キャラは等しくえじきなんだね…。



2+3号(※2019年12月12日発売)

  • 前号付録に続き、付録ハガキにポスターにグラビアと押されてるな十味さん。名前が変で覚えてしまった。



板垣巴留BEASTARS』/親子よのう。こういうユーモア入れられるのがキャラクターの成長。戦い続けてる演劇部も疲弊はするよな。/サブタイトル人気投票結果発表。1位が1話で2位が最新話、票数公開なし。やはり企画的に失敗だったのでは。(サブタイトルまで真剣に“読んで”いる読者は少数派だよやっぱり~。)

渡辺航弱虫ペダル』/土煙という演出はMTBならではか。

●中村勇志『六道の悪女たち』/うーん、惜しい。/こういう構成の単調さからくる“弱さ”見るとどうしても、現チャンピオン作家中堅陣における技術面での向上のなさ、を感じてしまうんだよな私は。そのことをネックだと思わない読者であり支持層というものが、何をもって作品であり表現の価値と見ているのか、私にはわからん。

西修『魔入りました!入間くん』/え、リゼロもパクるの?(素)

桜井のりお『ロロッロ!』/最もピュアなポリスが最も暴力的という寓意(どこが)。乳繰りあいが百合だからネタ扱いになるってのもなんかなあ。

板垣恵介『バキ道』/対相撲戦、開始。フォークロア文脈で読むべきシリーズなんかねえ。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち ─バキ外伝─』/作者の趣味である釣り知識全開!

大泉洋、星野倖一郎『水曜どうでしょう大泉洋のホラ話~』/これは元の放送を見れてない。馬鹿話感は出てきた。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/オチのなんなんだこれぶりに、過去のクリスマス回でちょっといい感じだった春郎&ノムさんのフラグ(?)へし折られるのがメインと読む向きもいるとかいないとか。

荒達哉『ハリガネサービスACE』/すべて演技でした、と言われてもまあ、そりゃそうでしょうねえ…。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/なぜだか急にマンガ家持ち込み編。このキャラ覚えてないけど。

●川端浩典『築地最強寿司伝説 仁義理の海太郎』/これも不良という概念がよくわからないマンガである。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/フォークの持ち方&刺し方どうなってるんだよこれ。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/これが主人公キャラの器。柔道楽しい!がしっかりと作品の核にあるわけだよな。

●魚乃目三太『チャンピオンズ』/沢氏については語られまくってる感あるからなあ。最後の壁村氏のエピソードはいい話だけど。



4+5号(※2019年12月26日発売)

渡辺航弱虫ペダル』/かつてこの作品において、カラーページで女の子がここまで大きく描かれたことがあっただろうか。チーム戦と個人戦の異同というのはスポーツ漫画でもしばしば描かれるけれども、この作品の場合は生き方に直結させて語っちゃうのがらしさではある。

●実樹ぶきみ『SHY』/『ペット』におけるヤマみたいな話だとは思うんだが、設定説明のセリフが毎度ふわふわポエムなもんでな…。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/海、水着回。女の子の身体描写がリアル寄り。お風呂回で筋肉質な体を披露した先生にも来てほしかったような。前回は主人公、今回はキャプテンの“資質”を異なるあたたかさで描いてくれるのがよい。

西修『魔入りました!入間くん』/元からガバガバ設定しか描けない作者がポイント制なんて出してみても、ルールやシステムとしての面白さなんて描けるわけがない、というシリーズでしたね、はい。/そういえばこの作者が前に連載してた雑誌で、今はワールドトリガーやってんだっけ。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち ─バキ外伝─』/扉絵にて妖怪絵のパロディでキャラ出して、作中でその上を行く“化物”のイメージショットを見せると。いい演出。

板垣恵介BEASTARS』/この二人の間での食肉シーンが直接描かれるのは初で、脛に傷持つ身を自覚しての支え合いへの意志が生まれて、そこでついに作品タイトルが口にされると。影を引き受けた光だ(シルバー事件)。そして、より直接的な過去と影への向き合いに。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/餅つき。描けるわけないので、杵を振りかぶった際は徹底してそれを持つ手を見せないという手(抜き)法。まあ降ろしてる際の持ち方も変だけど。
 

●中村勇志『六道の悪女たち』/ジョジョ3部のボインゴみたいなもんですか。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/たまにハッピーエンドだったクリスマス回を不条理におとしたから今回は正月ネタをハッピーエンドにとかそういうこと?孫デレは作者の実体験な気も。

板垣恵介『バキ道』/渋川VS巨人。まんま最大トーナメント初戦じゃん、という気もするが。

桜井のりお『ロロッロ!』/年賀状、けっこういいこと書いてるじゃん。ホログラム入浴ひでえ。エロロボ娘が頭にたんこぶで倒れてるコマをうつぶせ・あお向けの2バージョン描き、後者では首を逆につける、とこういう細かい芸がよい。
 
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/巻末コメント見ると担当編集へのはなむけっぽいけども、いやまあ、そのまんま過ぎないか。/ハイキュー!!では担当へのはなむけ回が「戦線」だったのをついつい思い出しちゃったり。

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/女まぜるのかよ。金髪化は原作準拠だな。

荒達哉『ハリガネサービスACE』/アニメ版ハイキュー!!田中一成最後のセリフが例の「下を向くんじゃねええ」という叫びだったのをついつい思い出しちゃったりな、差。

●魚乃目三太『チャンピオンズ』/最終回。ほぼ鮫島の話ってのも、うーん。

●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/母親の方がヒロイン扱いされてる。

石黒正数木曜日のフルット』/今ごろ感想書いてる私の問題ですけど、冒頭が東京オリンピックについてのセリフでいやはや。

  • 表3広告、「オタクのための美容室」。表4広告、不良ネタ?ソシャゲの「雑誌掲載争奪戦 結果発表!」



6号(※1月9日発売)

※新連載のYoutuber効果 (チャンピオンクラスタ的にはあくまで「入間くん効果」だそうで…) により紙版雑誌が見あたらず、ぼけーっとしてたら電子版配信はもとよりコロナ禍を受けての無料公開の期間も過ぎ去り近場のマンガ喫茶もコロナで休店に、というわけで読めてません。単行本を購入している作品から該当する掲載回のみ。

板垣巴留BEASTARS』/耳に仕込み武器のウサギとはまた強烈な。小柄で武器の扱いに長けた強キャラ草食獣。逆襲やレジスタンスという脈絡よりも、レゴシへの冷静な分析ふくめ、ただ生き延びる為、を濃厚に匂わせる。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/水着回別サイド、はおいて新生たる主人公勢。ここにきて早苗と南雲の邁進が熱い。そして第1話、第1巻収録分ラスト回で見せてきた、四人の顔コマ並べる構成が向き合い見つめ合うそれに!この四人の1年間を描いて完結するんじゃねえかな、この作品。

 

BEASTARS 18 (少年チャンピオン・コミックス)BEASTARS 18 (18) (少年チャンピオン・コミックス)
もういっぽん! 7 (少年チャンピオン・コミックス)もういっぽん! 7 (7) (少年チャンピオン・コミックス)



7号(※1月16日発売)

田中優吏『バクくん』/新連載。ショタ不良…。ノリは読み切り版パンキーに近くてわりと好み。

●深山秀、高畑雪『小説版ダーウィンズゲーム~フラッグゲーム~』/新連載。全体的に説明すっ飛ばし気味で何が何やら。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/前座レベルのふし研マフラーネタの後に、カラー扉のマフラーネタ一発で笑わせにくるのは流石。編集も狙ってるんだろうけど。/春巻遭難シリーズの亜種っぽくて笑った。背景モブのチャンピオンキャラ集合ぶりと「トッコー」「テンニョー」は50周年完結記念?

板垣巴留BEASTARS』/イメージ図、刃牙じゃん。と思わせて、即こういう形でひっくり返す。精神の姿勢として纏うわけか。でもヒキは、強くなりたくば喰らえ!

●中村勇志『六道の悪女たち』/なんだその未来図は。『実は私は』みたく破滅回避が作品の軸になったりするのか。

●川端浩典『仁義理の海太郎』/詳細な小手返し八手の解説からのヒキはヒロイン誘拐。カオス。

桜井のりお『ロロッロ!』/母娘Youtuber。実在するかは確認したくない。ちとせは何、攻めデレ?

荒達哉『ハリガネサービスACE』/特に魅力を感じない三者間での三角関係って本当にどうでもいいな(素)。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/最初の見開き、右ページ左下で打席(背面)→左ページ右上小コマでバッティング→ロングショット背面→右下で枠線越え正面顔、と上手い構成だよな~と思いつつ、こういうのって本のノドが存在しない電書版では効果出てるのかな、といった点が最近は気になる。(※マンガ全般への感想)/全体の底上げと枠の奪い合い。仲間だからこそ。

●触媒ヒロオミ『どらコン!』/1号読みとばした結果、なんだかんだで展開に一番衝撃受けたのはこれかもしれん。女相撲って。



8号(※1月23日発売)

●佐藤ショーキ『メイカさんは押しころせない』/新連載。押しころせないけども、おしかけメイドのメイカさんってか(真顔)。

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/なんか露骨に春道に近づけてるような…。

板垣巴留BEASTARS』/目突き・金的ありの戦いをしている者ではある。畏怖についての会話はザ・ワールド・イズ・マインのモンちゃんがダブるな。同門であったか。

田中優吏『バクくん』/不良のトップとしての自覚はあるのね。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/罹患ネタもこの時期はギリギリいけたか。のり子と大鉄でちょっとホッコリさせてのバイタリティオチ。

(※比較図)

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち─バキ外伝─』/なんか主人公の背景周りも血なまぐさいことに。作者が取材してるっていう梶原一騎オマージュ形式なのか、これ。

●川端浩典『仁義理の海太郎』/寿司の技術をケンカに生かす!ってそっち方向もあんのかよ。

●中村勇志『六道の悪女たち』/予知でなく誤差ね。乱奈の未来に至る過程は不明になったと。

桜井のりお『ロロッロ!』/こっちの母親も大概だな。よかった、娘の目の前でのNTRは未遂だったんだ…(NTRじゃない)。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/四人の顔コマページが、すでに(ようやく)日常たる練習光景と化している。本命は隠し玉か。それはそれで交替時はつらかろうが、それでも出場できる、達成した喜びよ。



9号(※1月30日発売)

  • 弱虫ペダルの実写映画化情報公開。キャスティング、そういう感じなのか。



渡辺航弱虫ペダル』/チーム戦でなく純粋にタイマンであるがゆえの“圧”は確かに感じないでもない。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/スコップの持ち方全然描けてねえ、と2年前の雪かき描写に言ってたら、今年は直接描写全カットという手(抜き)法。
 

●実樹ぶきみ『SHY』/ひたすら不幸な女性がヴィラン化、魔法少女サイトみたいなもんか。(真顔)

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/作者、大丈夫?(素)

板垣巴留BEASTARS』/この作品に登場する母親キャラときたら…。まあこれは主人公と敵役の意図的な対比なのだろうが。

田中優吏『バクくん』/エンジェル伝説的な悪役教師!と思ったらこれもあっさり解決。あくまで手段の誤りをただすって話なのな。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/梅宮辰夫追悼ネタ。こんなのいたな、確かに。ネバーランド

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち─バキ外伝─』/ライオン参戦、いやいや。 KOFのグルガン…。

●暦『娑婆王』/名前は大事、てBEASTARSとの展開の重なり方において間が悪過ぎる。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/ドタバタ文化祭。スピーディーな顔合わせと引きだ。

桜井のりお『ロロッロ!』/友情。売り子にしといて新刊落とした回のリベンジかしらん。

●中村勇志『六道の悪女たち』/お風呂回(熟女)(モンモン)。



10号(※2月6日発売)

  • 裏表紙は入間くん&我々だ描き下ろしカット。



渡辺航弱虫ペダル』/やっぱり!

板垣巴留BEASTARS』/肉食、草食のボスを経て、より逸脱したそれにハイブリッドを冠してしまうか。悪のカリスマ、というやつではあろうが。

西修『魔入りました!入間くん』/作中の人間という概念は当初からブレブレだし、小型マイクから通信で音拾って録音再生なんてテクノロジーは何の俊巡もなく出てくるし、世界観とは。一方で悪ザコが急に腹突き抜かれてキリヲがヨダレだらだらなのはルッキズムという一貫性ってな、はい。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち─バキ外伝─』/一応、克己に(その場では)助けられたライオンなんだけどな…。

桜井のりお『ロロッロ!』/セックスできないロボットが疑似セックスとして雪中にて陶酔するシーン、哀しい(素)。

板垣恵介『バキ道』、キャットタング鈴原『さちおくん』/相撲ネタつながりでこの二つ並べて掲載するの、悪意ない?

田中優吏『バクくん』/入間くんの男男ノリが普通にキモいのに対し、まだこっちは自己ツッコミ入るからな。(真顔)

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/ドラッグねえ…。

荒達哉『ハリガネサービスACE』/黒人描写。はい。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/お嬢様校で父娘師弟、いかにも束縛きつそうな。なんかメジャーセカンドのアニメ化(Eテレ放送)について女子の着替えシーン云々的な声あるけど、この作品ぐらい色気ない着替えシーンでいいだろうと思ったり。

●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/最終回。結局フェチ方面にも突っ切れなかったなあ感。

石黒正数木曜日のフルット』/前回もだけど、この画風だからこそスッと入り込んでくる狂気が怖いっちゃ怖い。

週刊少年チャンピオン2019年50~52号

※50号(2019年11月14日発売)
高橋ヒロシ・鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/全国中継で英雄的行為なあ。原作では「戸亜留市」という舞台名にも象徴されるよう、語られざるアウトロー達という点が話法なんだろうけれど。元よりこれは人気キャラのスピンオフとはいえ。

桜井のりお『ロロッロ!』/尺さくのは下ネタ要員かよ、と思ったら友情エンド下のオチへの前フリというね。

板垣巴留BEASTARS』/眼前の祖先への憧憬、この作品設定ならではの感情か。それこそ先獣というのはヒトのことかもしれんが。

板垣恵介『バキ道』/なんかもう困った時の花山頼み感がな。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち─バキ外伝─』/ラブシーンじゃねえか、もう。

●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/性感帯じゃねえか、もう。

●魚乃目三太『チャンピオンズ』/壁村編集長再び。このムチャクチャな転換期の編集部に、後のコミックビーム編集者である奥村氏と岩井氏が在籍してたわけですね。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/見てる側の反応を細かくきざむ構成で増す緊迫感。その言葉を強敵の方から告げるか。

●サササニサトシ『親孝行ラッパー』/読み切り再登場。今の誌面だと、まーたぬるいラブコメで人気取りかよ、と思えちゃってなあ。

●松本豊『異国の姫のルプのソレ』/読み切り。優しさもまた価値観の強制だから!というSF的(?)ツッコミ。設定で『ベスケ・デス・ケベス』のフルチン王子連想しちゃったのはよくなかった。

石黒正数木曜日のフルット』/ソシャゲへの努力はほっといてあげてつかあさい…。



※51号(2019年11月21日発売)
●川端浩典『築地最強寿司伝説 仁義理の海太郎』/新連載。不良もので職業もの、えーと。

桜井のりお『ロロッロ!』/そのまんまじゃねえか!(引き)

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/連載再開。絵の荒れはおさまった。

渡辺航弱虫ペダル』/キャラの語尾は大事。

西修『魔入りました!入間くん』/「再起不能になるまで 絶望の底に沈めてくれる」というセリフ出して、「絶望」の部分に「トラウマ」とルビふるのはさすがに無神経過ぎる。心的外傷がフィクションの中だけのファンタジー設定だとでも思ってんのかよ。

板垣巴留BEASTARS』/えええ…。海洋生物まわりの描写は伏線だったということなのか、しかし。鯨肉食べて、みたいな展開にはならんよな。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/なつかしいねえ、コタツの中のこれ。ラグビーネタだけど構図芸の回だよな。

●実樹ぶきみ『SHY』/説明台詞がポエム主体過ぎて全然説明になってないと思うんだが。

●魚乃目三太『チャンピオンズ』/市場が元気でさえあれば、こういう流れ呼び込むチャンスもあるんだろうけどね…。

●中村勇志『六道の悪女たち』/本当、忘れられたキャラだよなあ…。

荒達哉『ハリガネサービスACE』/双方無意味な引き延ばし状態にしか見えないんだが。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/相手側のギャラリーも、余裕の態度から熱くなっていく描写がいい。



※52号(2019年11月28日発売)
浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/実写ドラマ化発表。/50周年の締めあわせで背景にチャンピオンキャラがちらほら。松五郎とハルが対面してるのは笑うわ。

板垣巴留BEASTARS』/男三人子育てコメディ回。ちょっぴり変わる、というさじ加減な。

高橋ヒロシ・鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/富豪キャラ…。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち─バキ外伝─』/ワセリンVS分銅!

西修『魔入りました!入間くん』/この作者が“スカッとするために殴られるキャラ”をデザインするとこれ、と。

●中村勇志『六道の悪女たち』/実証も大変だね。てか42歳…。

細川雅巳『逃亡者エリオ』/グダグダやったわりに拍子抜けレベルのあっさりな決着で、やっぱり芸風と題材あってないのでは…。

桜井のりお『ロロッロ!』/オタクとギャルの友情、そしてひどいオチ。

●魚乃目三太『チャンピオンズ』/ジャンに菊之助にフルココ、と確かにムチャクチャな時代ではあるよな。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/空中戦もかくや、な迫力の攻防にて決着。いやあ、いい試合・団体戦だった。

●中村たつおき『かいじゅうたん、現る』/最終回。

石黒正数木曜日のフルット』/黒沢連想しちゃったけど、違うか。

月刊コミックビーム2019年10月号

※2019年9月12日発売。



中野シズカ『てだれもんら』/表紙&巻頭カラー回でかつてないほどBL要素を大プッシュと。まあねえ。

桜玉吉『グーグルのコレ』/フラグが裏返った!いやはや、運の大きい作風とはいえ。

●黒崎冬子『無敵の未来大作戦』/新連載。このご時世に直球のストーリーギャグだよ。ネタの詰め込みぶりがカロリー高くてよい。

●伊図透『全速力の。』/同じ境遇でありつつも分かたれた道というのは、第1話で描かれた現状もそうなのだよな。そこからも逸脱していく孤高という話ではあるのだが。

●小山健『生理ちゃん』/行動とリアクションと、そしてやり直しも含めて進んでゆく。

●増村十七『バクちゃん』/タバコというガジェットはそういう扱いか…まあ遠未来だし。

●植田りょうたろう『おひさまのバラード』/読み切り。めくり1ページゴマの闇が濃いよ。逃げるネコの描線ふくめたゆがみ方がいい。

藤堂裕『由良COLORS 完全版』/新装版発売あわせ特別掲載。とはいえタイトルどうなの。田舎のバカ青年達。

西尾雄太『水野と茶山』/↑と同じく田舎で夏祭り、なのだが作風違い過ぎる。

●岡児志太郎『GT400』/読み切り。バイク漫画。走っていく、開けていく感覚の描写は王道だな。憧れから出会いへの物語でもあり。

●谷口菜津子『彼氏と彼女の明るい未来』/それに引きかえ主人公ちゃんはメソッド。

羽生生純『この物語でネコに危害はいっさい加えておりません。』/もう、みんな死ぬしかないじゃない…。

澁澤龍彦近藤ようこ『高丘親王航海記』/名作コミカライズにおいて船で島に着く、という展開は『クトゥルフの呼び声』とかぶってるんだけども。

いましろたかし『未来人サイジョー』/ああびっくりした、『デメキング』の二の舞かと。巻末掲載でこの展開は読者ひっかける気満々だろ。というか単行本出ないんですかねえ…。

ハルタ 2019-AUGUST volume 67

※2019年8月10日発売。

丸山薫『図書室のキハラさん』/帯裏連載をタテ方向のコマ割りで、海底へ向かう。帯の折り目もページのめくりに代わる演出として機能。

●空木哲生『山を渡る─三多摩大岳部録─』/前回の原点にして安堵とは一転、年長者のハードな挑戦描写。ボルトという人の手であり道具の不具合を、やり甲斐・スリル・経験値と呼ぶことで見せる“ハマってる”感。後半ではそれが、先人からの継承という物語をまとう。先輩にも先達の存在があり。/ハルタ連載陣には風景や小物の描写を売りにする(と思われる)画風の作家が複数いるわけだが、私としてはこの作品のように、それらを演出なり物語として使ってもらってなんぼなわけですよ…。

●鶴淵けんじ『峠鬼』/移籍新連載。アニミズムでファンタジーという設定なのだが、箘の描写や極小世界における時間のずれ等、SFとしての要素も入ってる?

入江亜季『北北西に曇と往け』/8ページでほぼワンシーンというだけの回であるが、少女の立ち姿と反応の読ませ方、主人公とのずれとしてはさまれるコマ構成が、一つ芸風なのだよな。

長崎ライチ紙一重りんちゃん』/この手のおバカな家族像というのもある意味なつかしいかもしれん。今時はたいがい萌え空間に走っちゃうし。

●高橋那津子『昴とスーさん』/はあ。で、ようやく話を動かしてくれるんですかね。

●渋谷圭一郎『瑠璃の宝石』/新連載。

西公平『九国のジュウシ』/ぽぽぽぽーん、じゃねえって。榎本俊二の『斬り介とジョニー四百九十九人斬り』連想しないでもないが、あそこまでスラップスティックに舵切るには冷めてるしドライなんだよな、この作者(批判ではない)。どういう展開になるやら。

●浜田咲良『金曜日はアトリエで』/タイトル変更、連載化。危惧していたとおり、読み切り時の“変”な魅力と面白さは消し去られ、毒にも薬にもならないラブコメとして押していく模様。こういう点で信用できない編集部なわけよ、とほほ。

九井諒子ダンジョン飯』/マルシルとの出会いの回想、もとい走馬灯。死にかけで(初対面の相手が)死にかけたことを思い出して、ここで役立ったのは説得術なわけだろうか。あっさり死ぬ、という世界観の通底。/スライムに窒息させられる、という戦闘描写はロトの紋章初期にもあったなあ。ダンジョン内での魔術の強化→「戦争に使われるわけだ」とさらっと設定上大事そうなセリフも。

●嵐田佐和子『青武高校あおぞら弓道部』/思い込みによる上達も、まあ実力の内か。

福島聡『バララッシュ』/92年の時点でゲームのOPアニメといったらPCエンジンの方だろうか。苦境を耳にして、あえて倒れ込む山口のメガネがずれて瞳が見える、このある種恍惚とした表情な。おそらくは業界の中にいる己自身であることの噛み締めな。

→先輩のことをネタに使った、ということは、かつて山口が言われた“虚構の申し子”とは逆に、個人的でオリジナルな体験を作品に使えるようになったと。一瞬の再会。宇部の方も後輩にメシおごれる、コミュニケーションとれるという成長はしているわけである。別れを告げる時の瞳は片や黒ベタ気味、片や閉じられる。

近藤聡乃『A子さんの恋人』/翻訳と創作を通して原点を振り返り、そこからの“軌道”を模索する。天井扇からの3コマのつなぎとめくった次ページ、本当構成上手いよなー。

●中西芙海『巨人暮らしのススメ』/挙動で読ませる巨人の感情。幕間的な回だが、構成で内容を上手く映えさせている。こういう作風の方があっていると思うんだが。

●原鮎美『はなやっこ』/何、ヤンキー成分上昇させてくの。

●犬童千絵『碧いホルスの瞳』/それだけの情報を現地で収集してるのは誰だよって話なんだけどさ、まあ。

●山田果苗『東京城址女子高生』/え、今さらそっちの文脈ふみ込むの、と思ったら何の葛藤もなくさらっと流しててアッハイって感じ。

八十八良『不死の稜線』/第2部最終回。なんだかんだ言ってもカップルでき上がってる時点で、その踏み台ふくめて運命だった、という世界観だからな…。

●大上明久利『極東事変』/焼け跡で廃車住まいは定番か。上の言う理屈はムチャクチャだが。身を潜めさせるならお前らで管理せえよ。

森薫乙嫁語り』/手紙が海を渡る。情報が移動手段に規定されたブツであったことを思えば、スミスの関心の深さにも内圧が見えるよな。ぶっちゃけバードの方はそこら辺が概念として抜けてるから、物見遊山になっちゃうわけで。

●浅井海奈『バンちゃん珍放浪記』/読み切り。ストーリーギャグか、一応。作風がどんどん怪作じみてる気もするが、こういう毒も誌面に混じってた方がいいよ、うん。

●設楽清人『忍ぶな!チヨちゃん』/圧倒的冷徹さをもって決着。しかし失ったものは。フィナーレも近いか。

樫木祐人ハクメイとミコチ』/少年キャラがなんだか新鮮。そもそもこの作品では子供としての存在が出てくること自体、珍しいような。夫婦や兄弟の関係は出てきても“家族”の像は薄いというか、基本的に登場人物みんなボヘミアンだからな。センという研究者・求道者ポジションのキャラが、子供の相手としてファンタジックに見られるというのも道理か。



※半年前か…。

あけおめでございます

昨年末からの連続勤務が昨夜で終わりまして、私は元気です。(・-・)



新年早々に「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」で開催のイベントが“俠気乱舞”(めっちゃ好き)というのは、激動の時代を生きる我々へのメッセージに違いない。

「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『俠気乱舞』MV
当ブログもしぶとく続けていきたいと思っておりますよ、ええ。