- 表紙が弱ペダ10周年で、表2広告がクラシックモーターショーという。巻頭カラーもずらっとペダル企画の中。
●渡辺航『弱虫ペダル』/色紙集、この前の浦安での同企画に比べると常人揃いだな。(そりゃそうだ。)/カラー袋とじ、OB頼みになっちゃうのは仕方ないのか。本編、脱落が有終の美として機能するという意味では先輩陣から切るのもありなのか。しかしなあ。
●板垣恵介『刃牙道』/タイトル通り、近代格闘技の“道”としての話が主眼となる最終戦、てことかしらん。なら本部も前座だけども。
●板垣巴留『BEASTARS』/ネットにあげる動物の写真なあ、と言うと意味異なるが。いかにもな笑顔で筆文字「後光!!!」の逆に嫌味な感じが、女の描く女って感じでもう。ファッションについての会話のディティールの面白さ、こういうのを世界観と、SFと呼びます。いい友情回だ。あとナマケモノかわいい。
●荒達哉『ハリガネサービス』/まあスポ根ものとしてはそれなりに目にするパワー型無謀キャラだが、決勝戦の勝負セットで出すあたりがこの作品の異常性。
●ニャロメロン『ベルリンは鐘 ヤッホー!』/メタファーって単語おもしろくなってるだけだろ、でも好き。普段はメタネタばかりで、夢の中では生理的ネタというのもなんつうか。
●浜岡賢次『毎度!浦安鉄筋家族』/ジブリネタにしても、この作品で紅の豚のそこやる?というね。あと作者が嫌いなカリオストロの城キャラを蹴り飛ばして最後はルパンネタ、て結局好きなのそっちじゃん。/浜岡賢次・古谷野孝雄・米原秀幸による鼎談掲載。石山東吉の所が関西人ばかりだったというのは、石山氏が車田正美の前にどおくまんの元でアシスタントしてたのと関係あるんだろうか。
●増田英二『週刊少年ハチ』/ヒロインの服、こういうのが本来の意味での童貞を殺す服ってやつでしょ?いずれ彼女の内面も掘り下げられるとは思うが。読み切りの原稿料なら、これでアシスタント確保できれば安いものかねえ。
●瀬口忍『囚人リク』/最終回。センターカラー扉の顔群が愛あっていい、しかし鬼道院(笑)。畜産上手の高木さん。/各々のハッピーエンド。あえてすっ飛ばした面もあろうが、こいつらなら大丈夫、という信頼の形としての幕引きだな。これまでの物語を背負っての。熱い、いい作品だった。お疲れ様でした。
●平川哲弘『ヒマワリ』/デレアニ3話ですね。それはともかく、ライブシーンどう描写するかと思っていたら、パンパンの歌詞表示の方が特殊なのか。歌う側になったらまた違うかな。神楽のシーンといい、決めポーズのモンタージュだけではねえ。
●桜井のりお『ロロッロ!』/みつどもえでは字面のみでセーブしてたレベルの危ないネタも、中学生&ロボ設定ならビジュアル化OKということだろうか。陰キャラにからむうざキャラ、という行動の形になるのも設定的には然り。
●佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/親父…。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/ディティールのリサイクル感。
●西修『魔入りました!入間くん』/ディティール皆無の雰囲気テンプレでなんとなく読み飛ばしてくれ感。
●重本ハジメ『逆襲インフェルノ』/怒りで発動する手か。造形的に自分に伸ばされる手というイメージも入ってる?
●伊科田海『GREAT OLD~ドラゴンの創り方~』/触手は便利。
●森田将文『出陣★昆虫武将チョウソカベ!』/おお、ちゃんと単行本出るのね。すでに友を掴みにいける少年なのだ、いい話じゃないか。
●小沢としお『Gメン』/妊娠なあ…。どうまとめるやら。