チャンピオン感想

週刊少年チャンピオン2022年21号

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/以前から言っているが、この作品のせいで「猥談」という単語が“フェチ語り”程度の意味合いだと認識されるようになったら嫌だなあ。

渡辺航弱虫ペダル』/御堂筋パターン…。まあスッキリしてるならよかった。

板垣恵介夢枕獏藤田勇利亜『漫画ゆうえんち-バキ外伝-』/肉体表現はこういう感じになるか。ギャグ顔、1コマのみながら味がある。

●漆原侑来『桃源暗鬼』/出会いと別れ。なんかパパッと展開ノルマこなされた印象だが、無理にシリアスぶるよりコメディ多目にさくっと処理する方が今風かなあ。

板垣巴留『SANDA』/きたわね、ステゴロの殴り合い。言ってみれば未来に絶望しかない価値観だからなあ。スイッチではなく、変化をこそ見せつけて叫ぶ。

西修『魔入りました!入間くん』/え?じゃあ最初から風船ねらえばよかったのでは?(ルール知らないで読んでた。)内輪のレクレーションでシリアスバトル面してんの、やっぱりしんどい。

●実樹ぶきみ『SHY』/これで後天的な障害を成長要素みたく扱う展開きたら最悪ですけど…。

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/本編は外国人新入生登場で終わったんだったな、そういえば。

モンキー・パンチ/エム・ピー・ワークス、内々けやき、佐伯庸介、白狼『ルパン三世 異世界の姫君』/異世界にて裸ライダースーツ。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/子供遊びの世界というのは当初からあった下地なわけだけども、オチのノムさんはそことは異質なキャラなんだよね。次号、4度目の連載200回。

●宗我部としのり『ヤンキーJKクズハナちゃん』/エロから急に生真面目さのぞかせる作品だな…。

●灰谷音屋『Diego!!~神と呼ばれた男の新たなる挑戦~』/副題追加。シュートへの道筋もチームの戦法も主人公頼み、という意味ではライバルとも通底しているのかもしれんが。

→右ページ下連続コマでボールの“速度”を読ませ、左ページ上段大ゴマにて人物から目に入る絵でパスカット、という巧い構成。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/見知った相手、かつ身長差。不遜な性格ながらの誠実さとはイコール強さであると。ここで主人公にも覚醒くる?当初からの仲間3人の目のない所で(こそ)?一向に表情の晴れない涼ちん。

荒達哉『ハリガネサービスACE』/全国大会の準決勝2つがこういう決着ってのもなあ…。

●橋本くらら『ギャルの背後に霊がいる』/しゃべるのか。次回最終回。





◯次号より、ナンバMG5特別編集中連載。ひさびさの小沢としお