週刊少年チャンピオン2019年20号

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/重要アイテムっぽい入りで案外あっさりだが、本編でもそういう扱いの小道具あったな。初登場時の金髪&裸眼も忘れられてそう。

板垣恵介『REVENGE TOKYO』/再収録、ドイル編。挺身と受容の精神に目覚めて変な境地いっちゃった、みたいな。

板垣巴留BEASTARS』/オヤジさん、いい人(ウサギ)!一人きりでいれば怖いものなんてなかったがそこに逃げない、という強さですねALEXANDRITE。

●キャットタング鈴原『さちおくん』/新連載。Twitter発の作品ということで、なんというかまあ、“みんなで共有”できる深度といったらこれくらいなんだろうな、と。あと、誌面としての見開きや小口とノド等は全然意識しない構成になっちゃうんだよな、やっぱり。

渡辺航弱虫ペダル』/3号連続カラーということで、ようやく決着間近か。ゴール向こうの幻影は『デカスロン』思い出しちゃったけど。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/あー、うん、殴りオチもそろそろマンネリだろ正直。(真顔)

●川端浩典『史上最強のパシリ』/集中新連載。パシリキャラというよりは、怖い風貌の善人ネタか。絵の迫力で笑わせるのはよいな。

●中村勇志『六道の悪女たち』/この場合、ポリコレ的には擬似百合展開が正しいのか?

西修『魔入りました!入間くん』/ある意味、モンスター名の単純さは笑えるが。結局、新要素としての成長も描けず、修行パートマジであれだけだったのか、という辺りがテンプレ感なんだよなー。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/絵を描かない私にはよくわからんのですが、一コマの間でキャラ全員の手が左右入れ替わるというのはどういう行程ミスで発生するんです?


→この際、手前の腕長過ぎだろ、というのはおいて。(おいてない)
(※イメージは正常で気づかなかったが、画像破損してたので修正済み。こっちがオチじゃねーか。)

●村岡ユウ『もういっぽん!』/試合中のオノマトペにぶれが入る(決着時の「ダン」には入らない)演出、ちょっとおもしろい。ライバルで同志。髪が抜けるって話は痛いね。南雲の友人もつき合いがいい。

佐藤健太郎魔法少女サイト』/敵味方双方サクサクと。あ、乳首出てる。

桜井のりお『ロロッロ!』/新部長…本当に進級したんだな。スケッチで合作はまずしないと思うが。

●いづみかつき『鬼のようなラブコメ』/聞いてなかった延ばしかー、うーん。

●灰谷音屋『ジュニオール』/吉村ダメだった。杉浦のカットは試合前との対比、手ごたえかね。後ろから声をかける3コマの構成がちょっとおもしろい。最後に登場したのは相手の新戦力?

●古田朋大『謀略のパンツァー』/そもそも、ヒロインそこまでの怪力属性だったのかよ。ハプニングで決着なー、うーん。

きくち正太三四郎²』/リバイバル掲載。ネタと絵の密度とテンポ、なにより技巧と両立した上で楽しんで描いているドライブ感がすごい。作風的には越智善彦あたりも近い系譜だよなあ。インタビューも楽しい。

石黒正数木曜日のフルット』/元号(発表)ネタ。実在人物の似顔絵は珍しいか。


  • 『ゆうえんち』については編集部からツイッターでおわびが出ていたが、正直どこが問題なのかわからん。