●浜岡賢次『毎度!浦安鉄筋家族』/この号の発売日同日、作中の両手キツネポーズと同じ振り付けをダンサー四人が取り入れた曲、「求ム VS マイ・フューチャー」初披露のライブ公演がニコ生で放送された。そう、アイドルマスター ミリオンライブ!3rdLIVEツアー幕張公演1日目だ。1時間23分過ぎ。アイマスはプロレス、以上。
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【アイドルマスター ミリオンライブ!】「 求ム VS マイ・フューチャー」「初恋バタフライ」試聴動画
●平川哲弘『ヒマワリ』/いや、不良のケンカシーンならともかくこの状況でザッと現れても…。
●桜井のりお『ロロッロ!』/やさしい世界(つらい)。概念を寄せるという展開の上での見せないオチはSFかもしれん、違うかもしれん。このノリのネタをクライマックスの熱血として伏線回収してみせた『賢い犬リリエンタール』はすごかったよな。
●板垣巴留『BEASTARS』/食欲性欲ない交ぜの被食者ストリップ、ということでまず連想したのは女体盛りである湯けむりスナイパー。ここでは種族に規定された役割として、演じる側にも対等に観賞者としての内面が存在。作者が女性だしね。(なお、女体盛りかつ人肉食の世界書いたのが『山ん中の獅見朋成雄』。)逆にフェラチオの方は、くわえる側が奉仕する側かつ食われる側、という皮肉の脈絡入ってるわけだが。まあここでははっきり売春だからそうなるけれども、はたして実際フェラチオの内実が男性から女性への支配という一面的な、少年誌の感想で書くことじゃねえな。ヤクザのお仕事。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/普通に一人ずつ吸血すればリスクないのでは…。まあネタメインだしな。やっぱり女性読者的には浦安のチンコよりこっちのチンコの方がおいしいの?
●中村勇志『六道の悪女たち』/パンチングマシーン、さすがに乱奈さんも刃牙レベルではないと。
●西修『魔入りました!入間くん』/展開が意味不明すぎて、前回を読み直してしまった。えーと、抽選で人気アイドルと二人きりで楽屋で話せる設定と。あえて正体隠してるのに自分より目立つ相手にはムカつく心理描写と。ここまでライブシーンやそれに準ずるパフォーマンス一切描かないでライブ開催の危機!てのが盛り上がる展開になると思ってると。なんなのこれ。
●佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/ゾーンじゃないか…。虎城と王虎の親子の会話はいいね。
●安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/誌面的にこの作品がサービス枠ってのが、なんかもうレベルとしてしんどい。
●八音橋ナオキ『片瀬つむりの宅配便』/読み切り。馬鹿漫画的一発ネタに萌え系要素。端正。
●瀬口忍『囚人リク』/今生の別れ、愛情の最期の形として「逃げろ」と告げられてきた主人公が、その言葉を大勢に向かって命がけで発する。決意、そして開戦。
●森田将文『出陣★昆虫武将チョウソカベ!』/ダテの方のリスちゃんフラッシュバックにちょっと笑ってしまったけどね。器の大きさによる決着としてはいい形かと。
●石黒正数『木曜日のフルット』/無職と実家ネタは毎度きつい…。
- 次号より重本ハジメ、9号より増田英二新連載。これは楽しみ。