アニメ『プリパラ』、いい最終回だった。胸を張って“子供向け”として幕引きできるのも幸福なことだよな、今や。
シリーズ構成が土屋理敬である、という一点のみで見始めた私なのだが、大変楽しみ、衝撃を受け、満足できる3年間であった。正直2年目終盤には<かなり厳しい所に過渡期を置かれてるな>観は否めなかったのだが、いやはや、おはなしの腕力・底力というのはあるのだよ。そこからまたグイッと引き戻してきた、寓話の俎上にあることを貫き通してみせたのは、見事と言う他ない。
これぞ土屋脚本イズム!たる私的感応については106話感想などで。アイドルマスターミリオンライブ!好きの身としては、松井洋平作詞曲の多さも嬉しい偶然であった。ミリマスとプリパラの両方において、ほっこりといい歌詞作ってくれる人なのである。
続編にあたる「アイドルタイムプリパラ」でもシリーズ構成は土屋理敬続投ということで、見るしかない。楽しみだ、わくわく。