週刊少年チャンピオン2015年38号

  • 表紙絵、刃牙の顔はあくび?そして同じく表紙掲載の、付録のクリアしおり写真は武蔵と本部の絵がクローズアップ!ついに!

板垣恵介刃牙道』/て、渋川じゃねーか!前号予告と早期入稿のカラー見開きで本部と思わせといて!展開予想は当たったけど。
渡辺航弱虫ペダル』/モノローグの内、長めの状況解説が地の文、ツッコミの一言が吹き出し入りで並べられているのがちょっとおもしろい。歌の方は借り物じゃダメだろ……青八木も隠れオタク
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/時折こういう表現技術の粋を尽くしたネタ出してくるのが流石なんだよなあ。構成による“読ませ方”が見事。小鉄の行動を誤認させる最初のネタも、それ自体が枠組を視界として意識させないブラフになってるのよね。
●角光『ニコべん!』/センターカラー扉絵、ヒロインが主人公の妄想の中にいるのも、らしさではある。弁当写真は予告見て企画かと思ってたら、作者の手弁当なのね…。/コロッケメインの弁当となると安さが売りになりそうな。コロッケ自体をデコるのだろうか。
増田英二『実は私は』/シリアスな前フリからの意外な展開、つーかひっでぇオチ。まあドラえもんも発端は結婚相手変えるの目的だったしな。未来でもくの一はお色気なのか。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/歩み始めたら修羅の道よの。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/センターカラー扉絵、オータム書店編集者レギュラー入りかよ。/ヒロインは(そこまで)馬鹿じゃなかった!でも再生速度って結構脅威な気も。
●瀬口忍『囚人リク』/ブツは消えても人は残る、なるほど。希望を現実にするのもまた人。
荒達哉『ハリガネサービス』/一人よがりな後輩と礎になる覚悟のできる先輩との対比。
車田正美『藍の時代 一期一会』/作品一覧のタイトルもじりがちょっとおもしろい。まあフィクションだからそのまま出せないってことなんだが。足代木ゆんて。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/里中もちょいちょい毒舌だな。
●掛丸翔『少年ラケット』/コマを斜めに切るのが上手い。リズムで読ませる構成。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/また現実書き換えにより、緑川ちゃん夢オチにされるかと思った。何も取り憑かなくてもこんな調子なのは、この世界にあっての健全さなのかも。
小沢としお『Gメン』/いい話じゃないの。勝てなかったけれども、というのがよい。
●松本豊『スメラギドレッサーズ』/ようやく序章完結かな。悪役がガンジーの言葉を引用ってのもすごいな。
●石坂リョーダイ『羽恋らいおん』/バカ師匠にバカ弟子。いいコンビネーションではある。
石黒正数木曜日のフルット』/無灯火は危ないですよ本当、というオチ。次号は倍増ページとのこと。