週刊少年チャンピオン2015年25号

渡辺航弱虫ペダル』/本人は一コマのみ、しかも小さい絵での出演なのに巻島回な感すげえ。坂道のこの熱意はオタ芸パフォーマンスに通じるね、たぶん。
板垣恵介刃牙道』/逆襲自体はカタルシスだが、名場面の再演に近いか。そしてそれをも上回る老獪。
増田英二『実は私は』/そういえば親父さんは(獅狼と違って)変身すると服変わるんだよな。娘とはついてるコウモリも顔つき異なり。本題については、手短かながらも認められてるわけよね。じゃなきゃ遊ばんわな。
●瀬口忍『囚人リク』/センターカラーでリクエストイラスト。作品の内容が内容だけに貴重な幕合。枠のラフキャラがフォントで見えないが、そこは当選者のお楽しみか。/『光る風』な脱出劇来ますかね。おっちゃんの若者達への想いは、今回の企画イラスト描いた作者の胸中と重なるのかも。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/ドゲザァァァ。お母さん馬鹿だよね…。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/決着。意志のみでは、郷愁にすがっては、歩み続けてきた者には勝てない。その歩みもまた周囲の人あってこそ。
●石坂リューダイ『羽恋らいおん』/こうしてメッキはがされるのも経験ではあろうが。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/武藤……溜めるなぁ。山田と金太郎が食事ネタでなんか通じあってるのは、「どか弁」の本来の語義的にとかそういうこと?
細川雅巳『錻力のアーチスト』/なぜミナミの帝王風。
福地カミオ『私のお兄ちゃんはサイボーグです。』/「もういいと思って」、まあね。ロボットの人間味に触れるのは王道だがオタクネタかよ。菖さんもわりとひどい、というか女の子強い。
小沢としお『Gメン』/リサちゃん…。伊達先輩といい、ネタっぽく出しておいてシリアスに回収するのはあざといけど好きよ、おもしろいよ、転がしてもらえるの楽しいよ。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/地に足の着いた幽霊、なのか。将来を夢見る学生描いた作品多い中、この苦い結末がらしさか。
渡辺義彦『青春リトルポンコッツ』/集中連載最終回。なんか↑とリンクしたダメさのような。
●猫黒ノミコ『蠢くニャグラゾデプ』/集中連載最終回。過去編はペンタッチ変わるのね。最後の指は何、杉浦茂
石黒正数木曜日のフルット』/猫と遊ぶのも格闘、なるほど。


  • 次号より新連載攻勢。盆ノ木至の名も。