- 付録の『弱虫ペダル』ポスター、先月号は前年メンバーだったけど今月号は新メンバー。
●桜井のりお『みつどもえ』／センターカラー。付録として単行本着せ替えカバーついてますが、表紙アオリ(フォント)芸の密度が尋常じゃない。これは担当とデザイナー頑張った。対して裏表紙、宮下さんのピンでのドヤ顔のウザさのきめっぷりよ。単行本おまけでも文字だけでウザさとKYぶりふりまいてたし、さすがだよもう。／本編はあれだ、桜井のりお先生の発想にはたまに本物の狂気を感じますが、往々にしてそれって浜岡賢次スピリッツの継承ぶりだったりするわけです。だから浦安鉄筋家族におけるウンコチンコがみつどもえでのパンツ裸、みたいなもので、この作品でその手の露出に萌えるってのは個人的に薄い。でも関係性でグッとくる場面なら正直ある、すまん。／一本目、愛するガチレンジャーについては黒ひとは。二本目、ふたばとおがちんはなかよし。
●佐藤健太郎『魔法少女・オブ・ジ・エンド』／味方とか言われても、やな光景である。各能力備えた敵側の仮面が生まれたのは、複数の魔法少女の血か、魔法少女の母である魔女の血かね。未来の自分とか登場しそうな気配。
●阿部共実『オレたちに愛をくれ』／読み切り9ページ。マシンガン話芸の軽妙酒脱っぷりよ。いきいきごんぼにはならないんだよな。
●車田正美『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』／見開きで、ついに聖衣装着。アイテムが持つべき人の元へ飛んでくる、この絵面がよいのだよ。
●米原秀幸『サンセットローズ』／口八丁で人を従えるのも悪役らしい才覚か。新ナイトはこの落差が怖いな。
●米井さとし『マッシュアップ!!』／読み切り。柔道少年二人の出会いと別れ。ピュアで熱い友情がきれい。喧嘩商売にもこんな奴いたな。
●吉沢緑時『漫画家志望遊戯』／省略技術について、とえらく本格的になってきた。最後のセリフは完全に編集側の本音だよね。うん、必死さが見える作品はおもしろいよ。
●もりしげ『サクラサクラ』／まあボーダー理解できてないんだろうしな。姫城さんはまた一歩出遅れた感。守るとか監視対象とかの設定もさらに語られるのかね。
●石黒正数『別冊木曜日のフルット』／夢幻紳士リスペクト、てこういうオチかい。ある意味正しいのか。
