越智善彦『ドロイどん』16〜20話

(『ドロイどん』16話より)
「Pi」と鳴った瞬間とその結果のアクションで、コマの幅という空間と時間が描き分けられたり。



(『ドロイどん』17話より)
「ガパッ」とカタカナで鳴ったり、作業内容を絵でしゃべったり、「もぎゅっ もぎゅっ」とひらがなで鳴ったり、コマごとにドロイどんのアングルが異なったり。



(『ドロイどん』18話より)
連載が1/3ページから1ページになった最初の3コマは、「にる にるぅ〜…」「にるるるるる……」「もぎゅっっ」と、朝の光景をカメラがロングに引いてったり。



(『ドロイどん』19話より)
同じような形の漫符だけど「ハッ」的な意と「ジャーン」的な意だったり。



(『ドロイどん』20話より)
「じゃんっ!」と取り出して「ジャキイイン」と装着して「どん」と発進するリズムを、それを構成する集中線と漫符オノマトペの位置を読ませたり。



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