週刊少年チャンピオン2014年6号

  • 新年一号目。
  • 複製原画プレゼントのページのチョイスが、各々センス感じられてよい。作者本人が選んでるのかね?
  • 「バキ再開決定記念」として板垣恵介インタビュー掲載。「自分は漫画家であって格闘技漫画家ではない」から「自分は刃牙屋だ」への意識のスライド、てのはおもしろい。

細川雅巳『錻力のアーチスト』/同誌に偉大な先人がいるだけに、野球選手のキャラクターづけも大変だな。
●さいとうなおき『バキどもえ特別編』/取材(模様)編。そもそもネタ帳作ったことないというのがすごいよ。(歩きながら打ち合わせ&即興でネタ作り、てのはNHKの取材ドキュメントでもやってましたが。)
渡辺航弱虫ペダル』/700万部突破かー、すごい。/カラー扉から本編冒頭までお食事タイム。礼儀あってこその大食いの楽しさよ。合宿中の成長ってのは、まさにそれが目的だからなあ。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/夏に続いての室内遭難。この表情コマの挟み方が、なんというか血ですな。元旦にはデデニーランドにも花火が。
●瀬口忍『囚人リク』/吐き気をもよおす邪悪とはッ!しかも利用する立場そのものを自ら作り出すというね。囚人&スラム住民による大レジスタンスって展開もあるかな。
増田英二『実は私は』/委員長はヒロインとしての見せ場回ってくると、キング・クリムゾン発動させちゃうんだよな…。しかし実力行使による阻止ってのは予想外だ、おかしいけど。メインヒロインしっかりしてくれ!なんか髪の毛だけ出てるコマのみ気持ち美人な雰囲気だけれど!
安部真弘侵略!イカ娘』/かわいく描けるなら別にあえて怖い絵描く必要ねえだろ、と思いきや、最後こええよ!!そのかわいさが!!
車田正美聖闘士星矢 THE NEXT DIMENSION 冥王神話』/やだ…デストールさんカッコいい…///。「ホモ野郎」ってのはアレだが。
藤近小梅『ペーパーブレイバー』/「修学旅行」じゃないのね。この夢設定ぶりは、まあ作者も高校出たばかりだからなあ、とか。
木々津克久名探偵マーニー』/探偵二人による推理勝負、からのメタっぽいオチ。やっぱり肝はそこに関わる人間描写なのよね。このキャラ看板ネタも、現実に例の事件の犯人捕まったからやれる、て意味ではメタつながりか。
小沢としお『777』/うーん、終わり近そうな。最後のセリフの見せ方・決め方はさすがだな。
夢枕獏野部優美『真・餓狼伝』/因縁っちゃあ因縁か。しかし作中ではまだ過去編なんだよな。
●重本ハジメ『雨天決行』/こういう熱さの描写はやっぱりうまい。次の番傘は…セイウチ?
ルノアール兄弟『ムーメン 警視庁非科学捜査班事件ファイル』/最終回。サブタイトル「変態登場」ておい。花子さんとの落差がすさまじ過ぎる。さすがのキレとテンポでおもしろかった。
丸山哲弘『3LDKの花子さん』/言うても今チャンピオンで健全エロ演じられる少年主人公ってこいつくらいなんだよなあ、と。
●陸井栄史『いきいきごんぼZ』/女は魔物だ!
石黒正数木曜日のフルット』/連載5周年。そんなにやってるかあ。記念して主人公のルーツが明かされる、てなんだこりゃ。石黒版『実は私は』だな、もう。