2012年1月備忘録

  • TV

●正月特番として、ドラマ『湯けむりスナイパー』、バラエティ『くりぃむナントカ』がひさびさに放送。どちらもおもしろかった。
●アニメ版『アイドルマスター』最終回(こっちでは1月12日放送)。序盤は見てなかったものの、ニコニコ動画で見たへうげものMADで興味持って見始め(本当)、回が進むにつれハマる、泣く。いい作品でした。/昔ほぼ日刊イトイ新聞でやってた、大河ドラマ新選組!』について語り合う、という企画で、永田泰大が最終的に「役者さんたちがとてもかっこよかった」というコメントに着地したのが私にはとてもカッコよかったので、真似しよう。アニマス765プロのみんなは、みんな優しくて、気のいいやつらで、かっこよかった。
アニマス以外で先期見たアニメは『ベン・トー』と『たまゆら』。/『ベン・トー』は個人的に日常回(?)が微妙でしたが、体はったバトル描写が非常に楽しかった。『エアマスター』だぶらせたりしてね。突き抜けた馬鹿っぷりの熱さと爽快感に魅了された。/『たまゆら』は言葉の真たる意味においてこれぞ正しく癒し系。1話目見て成田美名子期待したのは誤りでしたが。あと地元三重テレビの放送では、同局でやってる『玉ニュータウン』のCMが挿入されていた。あとローソンの店内放送で各地のニュースとして、『たまゆら』ご当地イベントで誰が歌って何人集まったとか放送されてて、そりゃどうかと思った。フェアやってた劇場版『けいおん!』についても放送されてたのかしら。
●アニメ版『へうげもの』最終回。回によって“迫力”にムラのある非常にもったいない作品だった印象ですが、最終回の気合いの入りぶりはすばらしかった。正直うるっときた。/そもそもアニメ版は、原作の絵には勝てない、マンガならではのあの魅力を映像で再現はできない、とわかった上で作られてたわけですよ、最初から。3話目の利休と秀吉の対峙を見て、ああこれがやりたかったんだ、と私は理解した。これはおもしろい、と思った。/とはいえ、やっぱり演出に力不足を感じる場面も少なくなかった。総合的に見れば、「十分アリ」なんだけど。サントラ出たら買うよ。二期やったら見るよ絶対。
Eテレ「日常」放送開始。前放送時はろくに見てなかったのだが、CMと“あの”予告がなく、さらにこの放送枠だと案外ハマれるもんです。
●『アクエリオンEVOL』は、熱血という脈絡での「バカ」見せてくれるのが毎回すなおに楽しいんですが、最後までこのまま行ってくれるんでしょうかね。第二の『キャプテン・ラヴ』になってくれるんですかね、くれんでしょう。
●『超姫絶唱シンフォギア』は根性ものなノリが好き。どっかで化けるんじゃないか、と思いながら見てます。


  • 漫画

解体屋ゲン 1 危機一髪爆破解体編 (芳文社マイパルコミックス)星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』、より抜き廉価版として単行本化。ゼロ年代下のオヤジ漫画雑誌というフィールドにおいて、馬鹿漫画が人情モノとしての内圧と地位を確立していった過程かもしれん、違うかもしれん。
ハナコ@ラバトリー(2)(完) (CRコミックス) (CR COMICS)施川ユウキ秋★枝『ハナコ@ラバトリー』2巻発売、完結。すばらしかった。個人的に施川ユウキという才能については、デビュー連載『がんばれ酢めし疑獄!!』で受けた衝撃がものすご過ぎて、その後の作品には「おもしろいけど、振り切れてない」という印象を抱き続けてきたのだけれども。本作では原作者として、物語づくりに徹した施川氏の新たな才能が存分に発揮されている。ウェットでシニカルでドライでリリカルで。いい作品でした。
山風短(4)忍者枯葉塔九郎 (KCデラックス)山田風太郎せがわまさき『山風短4 忍者枯葉塔九郎』発売。あいかわらず、よい雰囲気。アキバBlogが引用するレビューではもっぱらネタ扱いですが(ま、それはそれで「正しさ」ではありますが)、このもやもや・淫靡さを自分の内なるそれに照射させてゾクゾクときめくのが醍醐味じゃないかなー。少なくとも自分は、そう読む方が楽しい。
サッカーの憂鬱~裏方イレブン (マンサンコミックス)能田達規『サッカーの憂鬱 裏方イレブン』発売。これはおもしろい。プロサッカーを支える、さまざまな「裏方」の奮闘ぶりを描いた物語。彼らもまたプロフェッショナルであり、ゲームを作る一員でもある。ディテール自体のおもしろさに加え、能田達規作品独特のあたたかさをともなって描かれるそれらは、ヒューマンドラマとして胸にくる。おすすめです。
福岡侍 (ジェッツコミックス)瀬口たかひろ『福岡侍』発売。九州各県を代表するギャル侍たちによるご当地ネタ紹介本。俺はおもしろかったけど、九州人以外楽しめるのかしら。熊本のソープの話題は入れるべきだったのかしら。佐賀出身のすめらぎ琥珀氏が佐賀侍描いてたら有田焼の平皿では隠せなかったんじゃあなかろうか。
へうげもの(14) (モーニング KC)ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)山田芳裕へうげもの』、幸村誠ヴィンランド・サガ』という歴史マンガの傑作二つの最新刊が同日発売。いいぞいいぞ。
ふうらい姉妹 第2巻 (ビームコミックス)長崎ライチふうらい姉妹』2巻発売。立て看板ポップ見かけてびびる。すなわち『乙嫁語り』に並んだ、ということ!!言い過ぎ!!
TRIGUN-Multiple Bullets (ヤングキングコミックス)アンソロジー『トライガン・マルチプルバレッツ』購読。奥付けによれば、発売1ヵ月後に出た2刷。個人的に気に入ったのはBoichi執筆作品。絵の迫力はもとより、原作オマージュの熱と精神がすばらしい。
●『さくらDISCORD』1巻を買えてない・・・。近所の書店の検索機器によれば「流通状態・品切れ」だそうで、なら仕方ないねとかあきらめきれるかコラー。


  • ゲーム

ヒーローズファンタジア (通常版)SIMPLE DSシリーズ Vol.48 THE 裁判員 ~1つの真実、6つの答え~限定版購入した『ヒーローズファンタジア』をゆーっくりとプレイ中。購入動機は、3年前に出たディレクターの前作『SIMPLE DSシリーズ THE 裁判員』に血が震えるほど感動したから、ということ“のみ”ですが、今のところ損はしてませんよ?主人公が最初にからむキャラクターが『ケロロ軍曹』の556である、という人選(?)のうまさに舌を巻く。



※こういうのも今年は書いていこう。忘れてしまうのが残念無念なので。