フェローズ感想(※発売日より12日遅れ)

Fellows! volume 20


  • 白浜鴎『カバー・ストーリー』/すんません、ビームの三好銀ともろかぶりで、ちょっと虚心坦懐には見れない・・・。
  • 丸山薫『事件記者トトコ』/新連載。前連載のショート集は設定の妙で楽しみましたが、さて長編ともなると、今後キャラクターをどう動かしていくか。
  • 福島聡星屑ニーナ』/だから雑誌と同日発売の単行本に同じ話が載ってるとかマジ勘弁してくださいってばまだ『ノラ猫の恋』の時は最終回な上に単行本描きおろしもあったけどさー、もう。/サブタイトル「宇宙の法則」って、これかよオイ。でも福島聡ならきっとなんとか・・・ともすなおには思えないんですが。子供の顔は、いい感じに両方に似せてますね。
  • 長崎ライチふうらい姉妹』/あけまして来月新巻発売おめでとう。/放置も姉妹愛ですよ。信頼の証であって、すさんでるとかじゃないんですよ・・・たぶん。
  • 嵐田佐和子『鋼鉄騎士シュヴァリオン』/ああ、『紅の豚』か。いやいや。
  • 入江亜季乱と灰色の世界』/すべてはマグロのためだった、いやいや。/このエロチシズム、ボディペイントされながら身体感覚を自覚、って設定で見せるのはなかなかで。目隠しと拘束はともかく、裸のままようじょに戻らなくてよかった・・・本当によかった。
  • 高田築『補助隊モズクス』/これは『寄生獣』のバツン的な、異形のおもしろ怖さ。構図や表情もいい。
  • 室井大資『秋津』/なんだか『花男』のような展開が。好きだなー、この男同士な着かず離れず感。次号も登場。
  • 明仁『ワンツーマンゴー』/よし、このまま行くんだな!なんかもうアートかもしれん、違うかもしれん。
  • 森薫乙嫁語り』/あら、ほほ笑ましい。好きになったらどんな所もよく見えてくる、これ真理。ダンナがもめそうになった時さし入れ持って顔のぞかせる、これ良妻。/次回はついに結婚式、ということで描写にも気合い入りそうじゃのう、わくドキ。
  • 高橋拡那『しらまり』/新連載。アニメのライブシーンもいろいろですけど、これは難しいですよ。もうちょい絵的に省略がほしい。
  • 天乃タカ『ましまろ文学ガール』/いわゆる放課後ティータイ、げふんげふん。立つべき時は立つ、青春かわいい。
  • 笠井スイ『ジゼル・アラン』/過去編。父ちゃん大人げなさ過ぎだろう・・・。
  • 山名沢湖『メアリのカンバス』/読み切り。夢や好きなんて私的で個人的なものが、人を喜ばせられるその光景。なんとも幸福な物語。
  • なかま亜咲健全ロボ ダイミダラー』/えーと。あ、脱がすと髪ほどいて大人っぽく、といえばスーパーリアル麻雀PⅤの晶ですね!へんしんだ!(※あたまがはたらかない)
  • 中村哲也『くらくら坂』/読み切り。この設定と状況ならいくらでもさわやかにできそうなのに、俗物丸出しのコメディに徹してみせる。そんな所が好きです。しかもこのオヤジ子持ちって、なぜにじませるそんな味をも。そういう深みも好きです。/先日出た『恋煩いフリークス』単行本の帯文は虚淵玄だったし、これは虚淵・中村コンビで『エンシェントミスティ』新シリーズ来るねFellows!で!角川傘下だし!今だからこそ、白虚淵を![rakuten:arcambooks:10342728:image:small]
  • 紗久楽さわ『かぶき伊佐』/男じゃねえですか。しびれます。
  • 原鮎美『ピーチ・オン・ザ・ビーチ』/最終回。長々すれ違った二人が、最終回で告白してくっつきハッピーエンド、というのも今時珍しいかも。
  • しおやてるこ『たまりば』/カナちゃんおひさしぶりです。幸せな日常・・・なのかしら。美和パイがちょっぴり大人の顔に。/それにしても、誌面にちょくちょくBL臭のぞくよなぁ。
  • 天乃タカ『揺り椅子の上の幸福』/シリーズ読み切り。あれ、これ16ページか。好みなテイスト、いい構成。
  • 百名哲『演劇部5分前リターンズ』/サブタイトル、「初戦」か。あがいて、精一杯やって、そんな初戦。
  • 長崎ライチふうらい姉妹』/やはり根底ではなかよし姉妹ってのがいいですね。岡田斗司夫が貧乏な幼少時代、ご飯のおかずはきな粉だったっていうしね。今ではウミウシより好きです(CV.野中藍)。

●『このマンガがすごい!』では、『ヒナまつり』32位、『乙嫁語り』47位。
●『このマンガを読め!』では『星屑ニーナ』23位、『乙嫁語り』『乱と灰色の世界』32位。おめでとう!
 
※写真は『〜読め!』中の、中条省平投票作品と、私が所持している単行本5冊の書誌情報がたまたま並んでなんだか嬉しいページ。おや?