フェローズ感想

fellows! volume 16A
●というわけで、今月のフェローズは週刊・四分冊。/試みとしてはおもしろいんだけど、前号出す時点で予告できてない&いまだホームページも停止中、てのは正直どうよ。
●Aは390ページ、400円。手元のチャンピオンと比べるとうーん、ですが、その近くのBE・LOVEと比べるとまーね〜、か。そもそも週刊少年マンガ誌が安過ぎるのよね。


  • 高橋拡那『銀河六巡り』/え、解説も何もなし?/成田美名子作品で、抱きしめようとしたら相手が晴れ着姿で帯がジャマで、結果尻さわることになって平手打ち、とかあったよなー。
  • 長野香子『あまんじゃくとうりひめこ』/読み切り。昔話というのもダークといえばダークなもんですが、この人の描く闇としては抑え気味かな。そもそもの意味が異なるし。
  • 高田築『野ばら』/4号連続登場はしょむたんで、か。おねーさんがレポーターやっとる!
  • 雨隠ギド『恋煩いフリークス』/逆に言えば、これまでは全員が一歩引いてたからこそ、安定が保たれてたわけで。
  • 長崎ライチふうらい姉妹』/で、↑の締めの後でこの扉絵ネタかよパワフル!なんかファンタジー入ってるし!あとその死亡フラグ&回収はすげえ(笑)。
  • 雁須磨子『成れの果てワルツ』/読み切り。あー、この空気は好きだわ。この人ならではの苦味も添えてね。扉絵の二人の物語、なんだよな。/主人公のスーツ姿、ちょっと『ブラステッド』の穂村っぽい。
  • 入江亜季乱と灰色の世界』/この蛇と狼の図は『たまりば』オマージュではないか?/凰太郎も案外まともだった。最後のコマのひどさ(オチぶり)には笑い泣き。
  • 森薫乙嫁語り』/…そうなるか。『エマ』と違ってアジア圏だから、とか、つい筋違いなことまで考えちゃうなあ…そうかあ…。
  • 宮田紘次『ヨメがコレなもんで』/祝単行本化!ヨメさんは線が整理されて、ますます可愛くなってるなー。バカップルとラブラブ夫婦は違う!たぶん。

●次号16Bの予告、ナタリーとかでは“エロス系作家”の号みたく紹介されてたけど、本誌の予告では「イロモノ軍団」になってるよ!ぜんぜんちがうよ!