週刊少年チャンピオン2019年41号

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●村岡ユウ『もういっぽん!』/巻頭カラー!増ページ!で、やるのはこの展開というのがこの作品らしいイズムである。仲間、根性、選択。強敵とあたるに至って、先生も指導者・先達としての面が強く出てきた描写がいい。

渡辺航弱虫ペダル』/「いい人」で浮かぶ御堂筋はそのシーンか。結局あの接触は御堂筋側にとってはどうだったんだ。

細川雅巳『逃亡者エリオ』/スピード展開がだんだんギャグに見えてきた。通信とか移動手段とかどうなってんだよ。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/何この世話焼きヒロイン…いやさガキの友情か。

板垣恵介『バキ道』/見せたいものはわかるけど、斗羽の宙返りプレスがダブっちゃってなぁ。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち-バキ外伝-』/…とか思ってたら、こっちも回想で力士VSプロレスラーとは。決着の方は餓狼伝キャラの技で勝ってるって話なんだけども、本編にも虎王出たし、まあ。

板垣巴留BEASTARS』/年長者ライオンのたてがみが薄いのはハゲの表現なのか!?“食事”の礼は清濁あわせ飲むいいシーン。死期のせまったネコ云々という物語化も面白い形。最後にヒゲをさし出すレゴシ、ルイを“食った”者として同類でもあるわけよな。

西修『魔入りました!入間くん』/「相手の絶対見たくないトラウマを幻覚で再現する」能力、と数話前に説明したくせに、見てもいない現実とは逆の状況を幻視する展開とかどんだけ雑に話作ってんだよ…とイラついたが、もしかしたら作者も編集もそもそも「トラウマ」という単語の意味を理解してないのか?なんせ「アダルトチルドレン」という単語をギャグで使った吸死のネーム通して後から謝罪する羽目になった編集部だぞ?まあどちらにせよムカつく馬鹿ぶりなんだけどさ。ムカつきついでに思い出したから言うけど、先週の巻末コメントで作者が「昔の絵を見直すと恥ずかしい」的なこと書いてたけど、今でも十二分に恥ずかしいレベルの画力だぞアンタ。

●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/足の指にタコの触手がからむ絵、作画は面倒そうだがもはやフェチかどうかもわからん。

●中村勇志『六道の悪女たち』/戦慄の笑顔…!

●暦『娑婆王』/千本刺羅(せんぼんざくら)て。

桜井のりお『ロロッロ!』/モヒカンさんを次回に引っ張る為の前フリとしてこの内容だったりすんのか。

吉田達弥『やっこちゃんのお悩み』/読み切り。ギャグ。肥満女子というガジェット。昔の浦安っぽいテイストのネタで笑った。

永井豪キューティーハニー』/リバイバル掲載。2話かよ、いきなり裸(変身シーン)かよ。で、敵の爪と自滅で燃えよドラゴンかよと思ったら日本公開はこれが掲載された数か月後だった、すいません。ギャグセンスの方の寄与を読んじゃうんだよな、このノリ。

石黒正数木曜日のフルット』/美味しんぼパロ。店名「中川」ってまんまじゃん、と思ったが中川は美食倶楽部勤務だから自分の店は持ってないか。