週刊少年チャンピオン2019年39号



渡辺航弱虫ペダル』/まさかのママチャリ改造展開。プラモ・コスプレ的なオタク気質ではあるんだろうか。

●実樹ぶきみ『SHY』/同人出身らしい閉塞内面はしょり詰め感というかな…。これを構成や演出という技巧レベルにまで引き上げていってほしい所だが。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/公園の背景モデル作ったはいいが、貼り付けの雑さによりコマ毎の向きや位置関係がめちゃくちゃという。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/試合とその観戦模様をスムーズに読ませる画面構成が上手い。主人公以外のチームメイトは全員、限られた時間と自覚して選んだ、という意味でも“黄金時代”なわけだよな。

●暦『娑婆王』/一月早く言えばよかったのでは…。

西修『魔入りました!入間くん』/アニメ化と前後して原作になつかしキャラ登場、というのはまあ見かける展開だけども、初期のこのクソつまらん異世界チートテンプレ展開まんまもう一度見せられるとは思わねーよ。ここ数回の展開マジでひどくねえか。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/絵日記ネタ。下手な絵の体で作者の画力が出ている。サブタイトル「浦安ゆうえんち」も味わい深い。

板垣巴留BEASTARS』/希少種教祖の排泄物を崇拝する純血主義団体、てだいぶヤバいだろ。最後に出てきたコイツもいざという時は真・異種格闘大戦のクズリみたくなるんだろうか。ゴーシュの戦いは自分の孫と娘への思いの形でもあるからなあ。

●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/裸(※実体)出すのがヒロインよりも先にヒロインの母親、ておかしくない?

●中村勇志『六道の悪女たち』/その戦いには横槍を入れない、とやっぱり感情に目覚め始めてるのか最強ヒロイン。

高橋ヒロシ、鈴木リュータ『WORST外伝 グリコ』/勘違いで話進んでいくメソッド、キツそう。

桜井のりお『ロロッロ!』/僕ヤバでヘテロがもじもじやってるのに対して、このあけすけガチ百合感って。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/作者体調不良のため今後しばらく休載とのこと。作風も煮詰まってる感あったし、月刊連載移行もありだと思うが。

●古田朋大『謀略のパンツァー』/なんだこの戦い…。

●櫻井あつひと『名探偵 鳳かおるの事件簿』/読み切り。作風全然変わらんな。

施川ユウキサナギさん』/リバイバル掲載。個人的には『がんばれ酢めし疑獄!!』の方が好きなんだけども、あらためて見るとフォーマットは違えどネタ的には近いノリも混ざるんだよな。インタビュー、語りまくってるなあ。

石黒正数木曜日のフルット』/おごってもらうならとことんまで、悪辣。猫はうな重食べるのかな(昔読んだ児童書では食べてたが)。
ルドルフ ともだち ひとりだち (児童文学創作シリーズ)