週刊少年チャンピオン2019年15号

  • 弱虫ペダル60巻着せ替えカバー付き。60巻ぶんの表紙絵一覧にもなっているのはよいね。
  • 入間くんのアニメ化スタッフが掲載されているが、筆安一幸(ふでやすかずゆき)は断じてプリパラのシリーズ構成ではなくいち脚本家である、という点は重々言っておきたい。大体、全編がふでやすレベルでいいと思った結果が、現状のキラッとプリ☆チャンのグダグダぶりだろうが。(飛び火)/それはそうと、監督が森脇真琴で放送局がEテレとなると、脚本に土屋理敬が入っている可能性は十分あるので、これはチェックせねばなるまい。





西修『魔入りました!入間くん』/2周年巻頭カラー&作者インタビュー&リバイバル掲載。まあ全編通してテンプレ異世界チートの薄っぺらさで、俺本当この作品嫌いだわ(正直)。誤字にあらずで低脳ヒロインの萌えしぐさにうんざりきたところで、次回予告が『オヤマ!菊之助』掲載という大オチ。

板垣巴留BEASTARS』/入れ歯なあ。肉体の変化が精神にまで影響およぼすのかどうか。

板垣恵介『バキ道』/ノリノリだな、金竜山。猪狩のフィクサーぶりはこいつに継がれたのでは。しばらく普通に相撲なのかね、しかし。

渡辺航弱虫ペダル』/なるほど、主人公だけ再会パワー発揮するのはチート展開だからライバルも再会する、マイナスにマイナスをかけてプラスにするという、いやいや。でも正直、してやられた感じ。

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/ホワイトデー。なんかこう、いい影ぐあいのオチ。

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/机を横にくっつける際に机の足が二本ぴったり接するわけないだろ、な上にその内側についている横向きの鉄棒までぴったり接してて、なんだ、だまし絵?

●中村勇志『六道の悪女たち』/学内にて顔合わせ。初見だとなあ。委員長は無事なのか。

桜井のりお『ロロッロ!』/先輩の卒業、て時間進むんだこれ。美術部でDJとは、てオチのためかこれ。

●灰谷音屋『ジュニオール』/鼓舞。この辺は少年だな。閉塞感の読ませ方においても、また画面構成が効果的。

荒達哉『ハリガネサービスACE』/その理屈だと腕の長さが竹刀並みって話では。相手は不良あがりだから応用できる技術もないんだ。(ひどい)

平川哲弘『ヒマワリ』/そこまで出ばるのか。会社側は信用ないんだな…。

●宮崎克、野上武志『TVアニメ創作秘話~手塚治虫とアニメを作った若者たち~』/最終回。『ジャンピング』の話を最後に持ってくるのはツボ押さえてるな。この終わり方は、ハードワークがたたって、という感じがどうしても。アート側の話になると、久里洋二古川タクといった大人漫画の方面からはどう目されてたか、てのもなあ。

佐藤健太郎魔法少女サイト』/なんだそのシステムの穴は。しかし、このB級ガジェット感こそ本分よのう。

●いづみかつき『鬼のようなラブコメ』/どの部分で逆鱗にふれたのか、という鬼側の倫理観が今一つわからないのだが、パパ!ママ!終わったよ…。

●村岡ユウ『もういっぽん!』/風呂シーンと電話シーンの両立は文明の力。6話の“絵”の良さで、もうふっ切れたと見ていたので、まだ続いてたのかよってのはある。

●古田朋大『謀略のパンツァー』/ももひきはいいものですよ。


  • レジェンド作品は『京四郎』『特攻天女』。どっちの紹介文も最後には、40周年時の読み切りにふれてるってのが。