週刊少年チャンピオン2018年36号

●いづみかつき『鬼のようなラブコメ』/新連載。不良主人公と天然ヒロインのゆるいラブコメ、と思ったらなんだこのヒキ。異世界

浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/おなじみ野良ミャオ。認識が現実を規定する。そう、水中メガネ内のゆがむ主観アングルあわせて、テーマ的に『奥村さんのお茄子』オマージュなのだ、嘘。濁る水のリアリティ(えぐい)。

渡辺航弱虫ペダル』/危ねえなあ。『シャカリキ!』のラストバトル連想しちゃうけど。

夢枕獏(原案:板垣恵介、挿画:藤田勇利亜)『ゆうえんち-バキ外伝-』/夢枕ワールドに寄ってるなあ、と思ってたら刃牙ワールドの血縁者にしてくるという、なんだかもどかしい進行。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/シリアスっぽいヒキ、だが前フリにしか見えん。

板垣巴留BEASTARS』/ケジメであり代償となれた死か。足抜けは達成。レゴシのはなんだ、トリケラトプス拳みたいなもん?あと自種族の顔した風神雷神像ってどやねん。

●中村勇志『六道の悪女たち』/不良キャラの将来像がそれって、少年チャンピオンでやることなのか。そういえば術についてはまだ三人しか知らないんだっけ。

佐藤健太郎魔法少女サイト』/すわ、変態オヤジバトル!?

安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/いきなりエレベーターの1階ボタンを押す手がコマの真下から出てくる&続くコマ見ると全キャラ中唯一両手に大量の荷物抱えてるのが押した描写になってるあたり、やばいな。

西修『魔入りました!入間くん』/集団をおさめる構図が描けない&アシスタントに背景の縮尺指示できてないあたり、やばいな。

●灰谷音屋『ジュニオール』/勝利ポーズ決まりすぎだろ。主人公的にはリベンジの第一歩でもあると。

桜井のりお『ロロッロ!』/友情、裸のつきあい。いやおかしい。

増田英二『週刊少年ハチ』/作品が生まれゆく感覚、の描写としてはいいんだけども、前提の状況が色々となあ。

荒達哉『ハリガネサービス』/浦安のオチもバスじゃなくトラックに轢かれてたらシンクロしてたのに(やめれ)。白髪化は停滞してた時が動いたとかそういうこと?

木々津克久『開田さんの怪談』/今週から通常連載化。といっても今回は『名探偵マーニー』の方とのコラボらしく、ミステリ色と心理の闇が題材。これは初めて怖かったかもしれない。やっぱり理に落ちる芸風の方が向いてるよなあ。/チャンピオンREDの方も『フランケン・ふらん』目当てに買いましたよ。そうだよ、これがSFなんだよ。

●重本ハジメ『逆襲インフェルノ』/絵面の迫力では頭一つ抜けてるよな、やっぱり。


  • レジェンド作品は『熱笑!!花沢高校』『グラップラー刃牙』。作者とのいざこざとか絶版状態とか気にしないのは、まあマイナスではなかろうけれども。
  • 水曜どうでしょうコラボなあ…対象年齢どの辺なんだか。
  • 声優参加した天野ひろゆきのインタビュー、文字多い。
  • ホビー紹介コーナー見て知ったが、BORDER BREAKも今やアーケード→(コンシューマで)基本プレイ無料の流れなのね。
  • 裏表紙のグラブル広告がうなぎの蒲焼きパロディなんだけど、ネタがさっぱり理解できなくてこれ広告になってるのかっていう。